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題名 「秋いろいろ」

「秋の道」
枯葉舞い散る空の下
季節の道を踏み締めて歩く。
穏やかな時の中
秋の行方を追いかけ
どこまでも続くこの道は
実りの秋を心へ残し
儚く消えていく。

「秋の空」
秋晴れに浮かぶ優しい光
照らされた地上へ
温もりが広がる。
見上げた空は天高く
長閑に包まれながら
彼方を目指し
飛んでゆこうと誓う心。

「秋の風」
色なき風は吹き抜け
少し淋しげな思いが
緩やかに交差する。
時折背を掠め
通り過ぎていき
季節の風を見つめて
向こう側へ微笑んだ。

「秋の夢」
赤色に染まり
黄色く輝き
オレンジ色の夕刻は
果てしない秋の夢。
心に映したら
そのまま踊りだし
螺旋を描いていく。

「自分の秋」
歳を重ねる度
一度きりの秋が訪れる。
それは瞬間的に
スピードを上げ
短き思い出が自分の針を回す。
今この時を忘れずに
心へ秋を創り上げる。

         紗羅詩五選


秋を思う心に物足りなさを感じ
詩を書きたくなりました。

そろそろ晩秋になってきたので
駆け込みですタタタッ!!≡≡≡ヘ(*-ω-)ノ
🍁

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