題名 「明日への架け橋」
今日の終わりに一人立ち
辿り着いた場所でひと息つく。
風に乗るように
始まっていく今日と
思い考えることに触れ
繰り返す連続の中へ
渦は旋回しながら
自分のすべてが駆け抜けた。
そして今、少し疲れた心に
今日の終わりを照らす夕暮れと
また明日も会おうと告げるような
暖かく優しさに包まれたこの空間に
この日を生きた大切な意味を
そっと心へ伝えていく。
今日を思い隙間風が心を揺らし
目を閉じてゆっくりと映し出す。
そして目を見開き
この風が自分をすり抜けたら
もう二度と帰らぬ
今日へ大きく手を振り
このまま振り返ることなく
真っ直ぐ明日を目指し歩んでいく。
紗羅
さっきまで朝だった。
そう思いながら時は過ぎて
すぐ夜になる。
仕事をしていても
休みの日でも
感覚は変わらない。
その思いは
歳を重ねていく度に増していく。
少し焦りが見える心
時間の大切さを知る思い
今日を振り返り
明日を見ようとします。
しばらく天気が続いているので
夕方の景色が鮮明に見え
何かを見つめるのに
とても良き空を感じた今日でした。