「慕情心」

秋麗は空に咲き
長閑な風を運んでくる。
真っ直ぐに青空を突き抜け
心地良い乾きに包まれ
その澄み切る爽やかさは
天高くまで登りゆく。
しばしの時を忘れ
惹かれた遠き視線が離れず
心はほの字のまま
うっとりするような秋日和。
近くの視線は
不思議に見つめる猫の姿。
画像1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?