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題名 「人である定め」

人として生まれた時
暗闇の下から
儚さを身につけ
輝きを探すように
始まりの風が吹く
逆らうことは許されず
たった一度の今を
日々歩み続け
何かを抱いても
どうあがいても
自身が存在する限り
歳を重ね先をゆく
映る姿は少しずつ変わり
生きた証が残され
自分と向き合った時
その現実を認識する
瞳を閉じる
その瞬間まで
変えられぬ定めを生き
その場を掻い潜り
変えていける
意志を持ち合わせ
交互に折り重ねたら
安堵の暖かい光に包まれ
そのまま眠りにつきたい

         紗羅

逆らわず
波へ乗るように
流れていく

人は皆違い
同じにはならず
求める逆風は
自分を苦しめる。

さまざまな人がいて
この中に共存しながら

右へ左へ折れるように
酔いながら
試される日々

瞳に映る誰かは
何も変わらず

変化を望むなら
自分に求めよ

それが最善の策であり
何よりの近道になる。

変わらぬものに縛られず
変えられるものへ手を伸ばせ

自分を含め100人の人が居たら
変えられる人間は
自分1人の1%

それでも逆らえない
生と死、時間、環境、境遇

これも織り込めば
自分に出来ることは
ほんの僅かになる。

その隙間へ自分だけを映し
ただひたすらに前をゆけ

そんな生き方を望んでいます。

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