題名 「現実を生きて」
自問自答を
繰り返す日々の中
言葉の意味や
思いを積み重ねた年月
この身体は受けながら
心は留めるように
それを流していき
巡る時へ視線を送る。
季節を越えるたび
現実を生きる夢の跡が
さまざまな広がりを見せ
思い出と共に
自分は生きていく。
過ごした遠き日は
今日と言う日に織り込まれ
いつか別れが
やって来るその時まで
幼い面影を残し
大人の香りも纏い
心は揺れたままで
ただ真っ直ぐに
地へ付く自分の影が
消えゆくまで
このまま見つめ追いかけていく。
紗羅
今日は朝からずっと
冷たい雨が降っていて
雨空へ浸りながら
何となく気分的に
物事を考える1日となった。
仕事をしながら
時折窓の外を眺めて
こうやって仕事をする日々にも
必ず終わりはやってくる…
ふとそう思ったら
早く帰りたい気持ちが
もう少し頑張ろうかと
そんな思いに切り替わる。
単純だけど
とても大切なこと。
そして…
窓に映る自分と
部屋の蛍光灯が照らす
自分が影が見え
現実を生きているのだと実感する。
子供を生き、大人を生きる自分は
どちらへも行き来しながら
夢と言う現実を追いかけていきたい。
そんな理想を
雨を見つめながら思う1日だった。
夕方になり雨は止んできて
明日の快晴へと向かっていく。
今日と明日の気温差が
10℃くらい違うみたいで
明日はかなり暑くなりそうです。