題名 「秋の世界」
穏やかな空と
静かに流れていく雲。
秋の空は落ち着きを放ち
ゆっくりとした時の中を漂う。
その中を静かに歩きながら
肌に触れる秋空の太陽と
秋めく中を吹く優しい風が
この季節へ深く入り込んでいくように
自分の心は包まれていく。
瞳に映るすべての光景は
果てしなく秋色が満開に広がり
さまざまな色や形に
彩られた世界が
今を儚く輝いている。
落ち葉が揺れながら
それを目にした心も揺れるように
自分の心は深く黄昏ていく。
紗羅
今日は穏やかな秋晴れでした。
風もなく気温も高めで
暖かい空気の中
歩けと背を押され
季節は告げるようでした。
歩いていく中
秋がだんだんと
深まっていくのを感じ
見上げる空や
目にする光景も
秋の真ん中に立ち
今を心から楽しむ。
遠くを見つめて
冬の訪れが近づいて来るのを
感じながら…
もう少しだけ
この秋に浸りたいと思います。
良き天気の中
ゆっくりと歩いた秋の時間は
とても幸せです。