題名 「降り立つ場所」
過去だけが今の現実
その思いだけを背負い
自分は地に足をつけることを見失う。
時は今になく遠き昔に遡り
見ている瞳は下を向き
心は後ろを見つめている。
今を生きることから逃げるように
先を生きることを拒んでいく。
何処へいこうとするのか…。
降り立つ場所はここにある。
心へ真っ直ぐに問いかけ
言葉を投げかける。
両手を広げて受け止める準備は出来た。
自分が居る場所へ降り立とう。
もしまた飛び立ちたくなる時は
自分の肩を踏み台とするように
高く跳び上がろう。
そしたら次はこれから先へ羽ばたき
旅立つことが出来るから。
紗羅
心ここに在らず。
体と心が離れていると感じることがある。
そんな時は…。
すべての言葉や思いが
すり抜けてしまうように
受け止める心を失くした状態になります。
そんな中にも
自分が変わるきっかけはたくさんある。
そこから地に足をつけて
前へ進もうと決めるのは自分の心。
答えは自分の中にありました。