題名　「本質と本音」

存在する自分
ここからが始まりで姿や形を変えていく

ただ変わるのは視線に映る一部
誰にも見えない箇所は
どれだけ風を送ろうと決して変わらない

ここには始まりや終わりもなく
一定のグラフが存在し

生涯を共にする覚悟の線と
ブレることの無い本質は
決して消えない生きた証

自身の世界は問いかけで創られ

嘆きのため息ではなく
それを上書きする言葉の投げかけ

誘惑と言う本音が人の心を操り
もう一つのグラフが波を打つ

これは終始動かしていくもので
止まれば本質が乱れ破壊を生む

変わることのない真っ直ぐな本質
変わり続けて紆曲する本音

時に交わり重なって
離れてはまた戻り

人であることを認め終止符を迎える

　　　　　　　　　　　　紗羅

人は自分の本質に
不安や不満を抱え悩む。

でもここは変わらないし変えられない
変える必要の無い部分

だけど人は考え
呟く言葉は同じことばかり
そこから抜け出せないループにはまる。

長所や短所である本質は
そのまま活かすのが
人生のより良さに繋がるから

自分を失くしては本末転倒。

変えるとすれば
吐き出している本音の言葉だと感じる。

ここにはたくさんの思いや意味が
人の日常を占めていて
いろんな心が行き交う部分

自分はこうだから、ああだから
変わっているだの、劣っているだの
その嘆きはマイナスじゃなくてプラスの本質

だからそこに焦点は当てない。

愚痴や嘆いている本音を認め
それを変えていくこと
ここに焦点を当てる。

面白さや楽しさは
自分の土台がしっかりしてることで生まれ

いろんな角度で人は七変化
発する言葉に無限をもたらす。

それは魅力的に映りとても憧れる。

どう置かれても
どんな状況であっても
変わらないものはあるし
変えたくないものもある

そこは一切考えず
悩まないことにしている自分の本質

それよりも稼動している毎日がメインで
置かれる状況によって変化する本音を拾い
大切にしながら変えていく。

こうしていくことで
自分や相手に対しての固定観念が消え

生きると言う
純粋な思いだけが心に芽生える。

そんな生き方を目指し自分研究中です。