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題名 「原点へ還る」

どこへゆくのにも
地に足をつき
そこから始まっていく。
一人の自分が
ふわふわと浮かんでいたら
手を掲げて名を呼び
もう一人の自分が
座り込んでいたら
手をそっと差し伸べる。
人の道は彷徨いの旅
レールなんて存在しない。
誘惑の風が吹き
見渡す限り罠が潜み
待ち構える試練の刻。
騒めく群れに
心を掻き乱す雑音
掻い潜る本能
足止めの精神
夢と現実に挑み
生死を掲げた
一度のサバイバル。
生を受けてから
死を迎える最期まで
どこにいても迷うことなく
自分の原点へ還る。

        紗羅

人は嘘をつき
勝手でわがままだったり
自分目線で物事が始まっていく。

でもそれが人だと思っている。

この詩は昨日友人と交わす
何気ない会話から書きました。

友人は会社の上司に
「最近イライラしているよね?」

パートナーには
「先週はすごく嫌がっていたから
 言うのを止めたのに
 何故?今週は行く気満々なの」

そう言われたらしく

友人の答えは
「イライラしているつもりはないし
 そんな事を言った覚えもないんだよね」

不思議そうに話をする中で

「最近精神状態は安定しているの?」
 私がそう質問してみたら

「今月はやる事がたくさんあり
 考えないとならないこともあって
 気持ちに余裕がない」

話をしたらちゃんと答えはあった。

私も友人には
最近様子が気になっていたことがあり

内容は
予定確認のために
LINEを送ったけど返って来ず

また数日してもう一回送ったけど
返って来ないまま

その数日後にはそれとは関係ない
LINEが送られてきたことだった。

この話に関しては
忙しい時こそ
リフレッシュ時間が必要だよね。
そんな会話で終止符を打たれたが

このあとの話にオチがある。

友人が妹さんの話をした時

妹に聞きたいことがあって
LINEを送ったけど返ってこなくて

もう一度送り
返って来なかったから
電話をして確認した話と

忙しいなら一言LINEをくれたら良いのに
妹は返ってこない時があるんだよね…

少し怒り気味な
友人の言葉を聞きながら

友人の立場は
今の私と重なり
思わず笑ってしまった。

「何で笑っているの?」と言われ

「私も連絡を待っていたんだよ」
 そう告げると…

鳩が豆鉄砲を食ったように
ハッとした友人の顔が
そこにはありとても面白く感じた。

自分はこの会話に
気づきの大切さを改めて学び

いろいろある時こそ原点へ戻り
落ち着いてまたスタートしよう。
そんなことを思った友人との会話です。

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