題名 「夜空の軌跡」
見つめる山向こう
日が沈みゆき
緩やかな風が流れ
静かに夜が運ばれていく。
小さな星は遠くで光り
夜の始まりを告げる知らせは
この広い空に届けられる。
時間を追うごとに
淡いこの空間は深くなり
空色は濃い夜空へと移り変わる。
そして煌々と光る星達は
輝きを増していき
さまざまな場所で
自由に煌めきを放つ。
見上げる星空に
一つずつ思い出を重ね
懐かしいあの日が鮮明に映る。
いろんな思いを共にした日々が
この空に描かれていく。
このまま夜へと流れていき
吹かれる風に心を乗せて
辿る夜空に自分の軌跡を見つける。
紗羅
仕事帰りに
車の運転をしながら
家路に向かっていると
遠くにある山の景色が目に映る。
暗くなりかける前で
山向こうは少し明るさがあり
山の影と淡い空色が幻想的に見えた。
とても綺麗な印象が残り
家に着いてから
空を見上げて
いろんなことを思い出しながら
物思いに浸っていく。
外はまだ寒いけど
感じる空気や風は
春になってきたと感じながら
しばし夜の時を過ごしました。
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