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番外エッセイ 「マウント上司」

番外編になります。
いつも詩を投稿させて頂いていますが

noteで日常のエッセイを1作品
書いてみたいと思ったので
今日は投稿をさせて頂きます。


以下 エッセイになります。
  〜マウント上司〜

毎日隣で働く上司との
日常会話になります。

年齢は1つ上、世代は一緒。

「マウント」
うちの会社の上司に当てはまり
すぐに思い浮かぶことは
4つあります。

① 自分のミスは絶対に認めず 
その事について説明しようとすると
会話を被せてきて
こちらが話をする隙を
与えないようにしてきます。

「分かっているから大丈夫」
「はいはい」
そんな逃げるような言葉。

もしくは…
「俺はそう思っていたんだけど」
「あーそうだったんだ」
そんな誤魔化すような言葉を言う。

仕事をする中で
大なり小なりミスをすることはあるし

素直に認めることは
自分自身をしっかりと認めることにもなる。

そう思っている私の心とは裏腹に

責めている訳でもないのに
そのことについて少しでも
触れようとすると拒否される。

そこには「プライド」があるのだろうか…。
弱みを見せたくない。
きっとそんなものだろうと思っている。

② 常に人と張り合い
話は過去に移り自慢話になることです。

私が働いている部屋には
斜め前に座るもう1人の上司がいますが

仕事やプライベート関係なく
何かの会話で
「良いね」「凄いね」
そのような会話になることがあり

それが私に向けられた話になると
隣にいる上司は 
必ず口を挟んできて

俺もこうだと言わんばかりに話は始まり
その話から過去の話になる。

そしてそれを褒めるもう1人の上司の言葉に
嬉しそうな顔をしている表情を見ながら…

過去の話は分かったけど
今はどうなんだ??
そう伝えたら
どんな反応をするのか…
心の内で思ったりしている。

③  都合悪い時「女の子」と言う言葉を使う。
自分は上司であり男である。
上でありたいと言う願望が見えます。

この発言は理解に苦しむ。

「女の子」そんな年齢でもなく
使う言葉は間違っていると
分かっているはずなのにわざと使う。

「女の子だから仕方ない」
「女の子はこうだよね」

この言葉には 
私の性格上笑うしかないが
さすがに怒りを覚える。

何故?そんなに優位に立ちたい。
この会社でいる役職が
全てであるかのような
必死な思いすら見える。

④  やたらに専門用語や 
難しい言葉を使いたがります。

数分で終わるような話が…
その言葉のために 
答えまで時間がかかってしまう。

話の途中に
「それ知ってる?」
聞いてくることもあり

「知らないです」
そう答えれば
「知らないの!?」
そんな会話が流れる。

普段使わない言葉だし
いつ使うんだと思いつつ
流していくけど…

あまりにも長くなり
自分に酔いしれているような姿になったら
話は本題に戻していく。

会社ではそんな日常が回っています。

上司は会社に忠実に動き
社長に従っている。

以前…
「会社にいる限りは、組織は絶対だし
会社や社長を貶したりすることは
カッコ悪い」
そう言っていたことがあった。

ただ、社長は上司にとても厳しい人で
上司は社長から責められたりしたあとは

隣の席で社長の愚痴を言い
弱音を吐いて
落ち込んでいる時もある。

一方私は 組織が絶対だとは思っていない。
win-winの関係だと思っている。
あと組織と呼ぶ程大きい会社ではない。

会社で働いている以上
守るべきことや
従うことはあるけど

やるべきことはしっかりとやりながら
意見をするのもありだし
あとは自由だとも思っている。

だから全く違う考え方だ。

上司がマウントを取ろうとするのは
元々の性質もあるけど…。

隣にいる私が似ても似つかない性格だから
何か思うことがあり
さらに加速しているのかと…
たまに思ったりもする。

ただ 私がこんなことを思っているとは
上司は気がついていない。

この会社を辞めるのは
私が先になるような気がするけど…

その時には
「お世話になりありがとうございました」
挨拶をしたあとで…

今日書いたエッセイの内容を
すべて伝えようと決めている。

           以上になります。

読んで頂きまして
ありがとうございました。

普段長い文章を
書いたりしないので
不備がありましたらすみません。

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