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題名 「一人時間」
我ここに立ち
誰の姿も見ず
誰の影も追いかけず
この視線は真っ直ぐを見つめる
何も求めることなく
ありのままを受け入れたら
吹く風はピタッと止まり
今日の行く末はまさに心
自身は身軽さを纏い
透き通るような感覚で
過ごしていくこの時に
新たな始まりの風が吹く
緩やかに流れゆき
自由なる空を舞った思いの数
浮かんでみては消え
浮かべては消していき
常に疑問を呈しながら
定めは越える無限さを知る
人の世を生きる有限さは
本当に小さな枠であり
それを広げる一人時間は
一瞬たりとも見逃かず
隙間を掻い潜り
充実あるひと時を生む。
紗羅
「言葉に疑問を持ち客観性を広げること」
ありとあらゆる言葉と
向き合いながら大切にしている思いです。
誰かが発する言葉は正しいのか
10人が同じ意見だとして
1人が違う意見を述べた時
その答えの正しさはどこにあるのか
人は「共感」の感情を持つ。
似たような思いがあれば
それは正しいように感じ
正反対であれば
それは正しくないように感じる。
その人を好きか嫌いか
それもあるし
守りに入るのであれば
10人が正しいと言っている方へ
賛同してしまうこともある。
ここまでは個人的な感情として
心の内で思うことだろう。
自分はここから日課のように
思いを広げていく。
人の言葉は自分ではなく
他人が発しているものであること
いろんな事情と背景があり
それを自分は知らないから
そこに好き嫌いは発生しない
だから「思うこと」はあっても
深くなる「共感」はないのが答え
共感は強くなると
感情メインの正義が働き
「正しい」「正しくない」と
言い出すことに繋がっていきながら
相手の気持ちは存在しなくなり
自分の気持ちだけが存在する。
SNSやネットニュース
調べることも含め
常に言葉を目にしながら
携帯やパソコンと向き合い
しっくりきた言葉であっても
他にも見たり検索していろんな思いを知り
答えは一つではないと
疑問を抱いていくことで
表面にある浅い感情ではなく
内容や意味の深い箇所にスポットが当たり
そこで始めて人は
十人十色であり千差万別だと
理解に辿り着く。
自分の世界なんて本当に狭いもので
四角四面の箱の中にいる。
ここから抜け出していくには
一つ一つを疑うように
出口は一箇所ではなく
他にもあると考えながら想像を広げていく。
生きる人生にも言えるけど
一つの答えしかないより
二つや三つの答えを持つ方が
生きやすく楽しさも多くなり
選択肢が増えることで客観性が生まれ
いろんな思いや物と比べながら
答えを導けるようになっていく。
自分の狭い箱が広がっていけば
感情が先だったものが
理性が先に変わっていき
心のバランスは上手く調整される。
感情メインはとにかく生きづらく
周りが見えないためか批判が多い
そう感じているのは
SNSは日常に欠かせないものとなり
世の中の人VS人
さまざまな感情が
飛び交っているからだと思う。
自分が知らないことや
自分には無い考え方はたくさんあり
人や物を知るきっかけを作り
たくさんの学びになる。
その中で自分にとって
良いと思ったことだけを
記し取り入れて満足
それが良き一人時間の過ごし方だと思っています。