題名　「自分の風」

手をかざした指の先
触れた風に答えがある。
時代は流れ
自分は何処へゆくのか。
心のままに
ただ追いかけていき
行けるとこまで進んでいこう。
今自分はここに存在し
それは紛れもない事実。
生きる心から湧き出た
あらゆる感情を手のひらに乗せ
抱いた思いを自由に踊らせる。
見つめた瞳が行方を示し
待ち受けるものを
静かに受け入れたら
乾いた風に嵐を起こして
追い風を自分に取り巻いていく。
人波の中をすり抜けて
この風と共に
どこまでも越えていき
心の最果てを目指す。

　　　　　　　　　　　　　紗羅

自分の時間は有限だと
いつも念頭に置いている。

何かにぶつかり止まってしまった時
昔の自分は休むことを選択して
風を止めてしまうことが多くあった。

でも今は、心に火種を残しながら
すぐに風を起こせる
自分でいたいと思いながら

心の風を真っ直ぐに見つめて
先へ進んでいます。