題名 「踏み出した先へ」
少しだけ進むために
勇気を心へ
力を込めると
体と心は戸惑いを覚える。
不安に足を止め
動けない思いに
不満を抱くグレイの空が
自分自身に広がっていく。
焦る心と浅い呼吸に
落ち着きのない自分は迷路の中へ
誰かを見つけては問いかける。
どんな言葉も曖昧のまま
すべてが自分をすり抜け
答えを誰かに委ねた先は
いつも行き止まり
そこに自分は居なくなる。
分からぬまま何度も繰り返し
覚えた記憶を重ねていくように
自分の身を持って深く知る。
一人で立つこの場所に
決断は自分の心に委ねられ
今からこの一歩の覚悟を決める。
踏み出した先へ自分の軸が待ち
それをしっかりと掴んだら
もう一歩踏み出す。
地に付けた足に花の道が見え
笑顔と共に歩いていく。
紗羅
生きていく中で、いろんな決断がある。
考え過ぎて
分からなくなることがあった。
そんな時、誰かに尋ねてみたけど
「うん」と納得しているようで
本当は、心の焦りや不安を抑えたいだけ。
気持ちだけが先走り
答えは何も見つからなかった。
一歩を踏み出す時は
いつも一人だ。
答えはいつも自分で決めていて
それが今の自分に繋がっている。
自分で決めた道なら
どんなに辛くても笑えるだろう。
そんなことを良く思ったりします。
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