お題 |「 橋」 青ブラ文学部
山根さんの企画になります。
自分なりの「橋」
詩で書いてみたいと思い
投稿をさせて頂きます。
題名 「時の架け橋」
幾度となく渡りゆく橋
目の前には映らず
その都度自分が創り上げる。
時に軽やかで
歩く橋の音はリズミカルに
優しく揺れていく。
時に軋む音は
歩く橋の音を不協和音に変え
傷つき揺れていく。
見えない橋を渡るため
人の心は繊細で
大胆に囁きながら
向こう側にいる自分へ
会いにいくように
もう戻れぬ覚悟を決める。
渡る橋は一度きり
辿り着いたら
時と共に消えていき
次の架け橋が
まだ見ぬ先へと
自分を連れていく。
紗羅
以上になります。
どうぞ宜しくお願い致します。
私にとって「橋」のイメージは
「道」や「階段」のように
進みゆくことであり
人生の分岐点などを感じます。
どんな橋でも良いから
必ず自分で創り上げて
渡っていくこと。
その橋は
次の自分へ向かおうとすると
消滅してしまうけど
それが最期の自分に辿り着く。
そんな思いから詩を書きました。
下記が山根さんの企画になります。
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