今、考えるべき女性活躍
#SAPPPORO DIVERSITY FORUM
「管理職向けセミナー~女性社員が働き続けやすい職場づくりのカギ~」
講師の株式会社キャリエーラ代表取締役 藤井佐和子さんにお話を伺いました。多くの女性社員、企業の声を聞いてきた藤井さんが考える
女性が活躍できる職場づくりの必要性とは。
女性活躍への取り組みから見える大きな「差」
藤井さんが語るのは女性活躍に取り組んでいる企業とそうではない企業との間にできている大きな差についてです。
「早くから女性活躍の取り組みを始めている企業は柔軟な組織になっているように感じます。社内で出てくる発想や働き方も多様化していて、それは女性社員が定着する組織になるだけでなく、若い男性社員も定着し続けられる組織にもなっています。
逆に女性活躍の取り組みが進んでいない企業は、まず企業のトップが取り組む意図を理解していない場合も多く、女性が管理職として働くことがイメージできていないという現状もあります。」
タイミングを逃さず変化をしていくこと
取り組みが進んでいる企業、そうではない企業で既にこれだけの差ができてしまっている。しかし藤井さんはこの状況は変えていくことが出来ると言います。
「今、取り組みが進められていない企業でも、管理職の方の力で変えていくことができる部分もあります。変化のタイミングを逃さず一気に進めていくことが必要です。」
セミナーに参加する皆さんに伝えたいこと
「イノベーションを起こせないと事業は衰退してしまいます。
まちがいなく社会では変化が進んでいて、その中で会社の未来をしっかりと考えていくことが必要です。なぜ変わらなくてはいけないのか?ということを考え、未来の経営戦略のきっかけにしてほしいです。」
藤井 佐和子さん(株式会社キャリエーラ)
カメラメーカー海外営業部にて3年半従事、その後前職インテリジェンス (現:パーソルキャリア)では創業期の1994年から8年間派遣事業部と 紹介事業部の立ち上げに携わる。2002年(株)キャリエーラを立ち上げ、 日経課長塾はじめ企業研修や講演、日経×womanにてキャリアデザインに 関する動画配信、延べ17,000人以上のカウンセリング、キャリアやリーダーシップ、 ダイバーシティマネジメント、女性活躍推進などのテーマで年間180以上の 講演や研修実績がある。