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生き死にの安心のおかげ

生きた母がかわいい子の手をとってさえ、病を治すことができまいが。

死んだ神にすがっても、生き死にの安心のおかげを受けることができるか。

 金光教教典
 328頁
 島村八太郎
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おはようございます。

病気の子どもを、母親であろうとも治すことはできません。
死んだ神もまた同じです。

この御教えはその事を言っています。

死んだ神とは、「氏子あっての神 神あっての氏子 あいよかけよで立ち行く」という関係を持つことのできない、片便で願い捨ての神様のことです。

*

何度も申し上げて恐縮ですが、52歳で脳梗塞を患いました。
運動機能、言語機能になんの障害も残らないというおかげを頂きましたが、自律神経が不調になりました。

動悸
息切れ
めまい
ふるえ
冷たい汗
不安感
広場恐怖
パニック発作

こんな症状が頻繁に出ました。

パニック発作が起きると、死にたくないのに死ぬのでないかという不安にとらわれ、「金光様」と祈って時を過ごしておりました。

でも、「必ずおかげを頂く」という気持ちが心の底にあって、絶望を感じることはありませんでした。
家内もよく支えてくれました。

辛い中にも生き死にの安心のおかげを頂いていたものと思います。

今、自律神経の不調についてはすっかりおかげを頂いております。

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