水を粗末に使うてはなりませぬ ー 御教え 20/05/20
水を粗末に使うてはなりませぬ。麦まきして麦を取り入れるまで、一穂の麦に五合の水がいりますのじゃ。そこで五合水を使えば,麦一穂捨てるようになりますのじゃ。
金光教教典
287頁
近藤藤守
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こんにちは。
一例をあげます。
今、ハンドソープや石鹸で何度も手を洗うことが日常になっております。
手を泡立てて洗っている時に水道の水を出しっぱなしにしない、ということが水を粗末にしないということです。
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子どもの時は井戸水で生活していました。夏は冷たく冬は暖かくて、井戸水はいいものでした。遊び回って喉が渇いて飲む井戸水は、格別においしかったことを覚えています。
井戸から水をポンプでギーコギーコと汲み上げて、その水で雑巾掛けをしました。
雑巾掛けがおわったバケツの水を境内にまいたら、母に叱られました。「境内の御土地にはきれいな水をまけ」。
水は粗末にしてはけないこと、しかし、使うべき所には使うべき事を教えてもらいました。
そして、御土地ということをその時に感じさせてもらうこともできました。
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一穂の麦に5合の水が要るという発見と感覚。
教祖様はすごいな、と思います。
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