信心は家内に不和のなきがもとなり
それは、信心するがよい。信心は家内に不和のなきがもとなりということがある。
なんでも、もうけをすると思うて、物事をこらえるが第一。言わんがもと。
家内中心得て信心すれば、万事おかげくださる。
金光教教典
307頁
斎藤宗次郎
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おはようございます。
戦国武将の伊達政宗は、出される食事がまずくても、おいしいと言ってお礼を言った、となにかで読んだことがあります。
手元足下で心が一つになっていないと、敵と戦うことはできません。伊達政宗はそのことを食事の上でも実践していたのかと、印象に残っています。
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家族同士で仲よくすることが信心です。
家族どおしで仲よくしてこそ、外に出て働くのも心置きなく働くことができます。この頃注目されるようになった在宅ワークも気持ちよくできます。
そのためには言いたいことをこらえて、言わない。
やってみると、こんなことでもそう簡単にできません。
稽古です。稽古の繰り返しです。
言わないことは、あとのことは神様にお任せするということです。
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「言わない」ことはとても大切ですが、相手の喜ぶことを探してそれをするということも大切です。
その他にも、あいさつする、受け入れる、約束を守る、報連相(報告・連絡・相談)を心がけるなど、いろいろあります。
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