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腹が立つ時には、心の鏡を磨いてもらうように

人は善悪の友によるというてなあ、此方へ参りて何かありがたい話と思うて聞いておる時には心が円い。わがうちでいろいろのことが思われるような時には腹が立つ。心に角がつく。

腹を立てると、顔、くちびるまで、色が変わる。これは血の巡りがとまるのである。体の弱い人は、すぐにさし障り、頭痛がしだす者もあり、癪の病ある人は腹が苦るようになりたりして困るが、これはいかなるわけであるかというに、体へ血の巡り働くのを、腹立つと、その勢いにて体が固くなり血をとめる。ゆえに体に障りが出る。

腹が立つのが少し折り合うと、とめた血が働く。腹が立つ時には、心の鏡を磨いてもらうように、神様を頼む心に改めるがよろしい。

 金光教教典
 395頁                           
 山本定次郎の伝え
 59

おはようございます。

腹が立つということは、あるものです。
教祖様がおっしゃる通り、腹が立つと顔色が変わります。体調がいけなくなります。

腹が立ったら、ここにあるように心の鏡を磨くことを神様にお願いすることがたいせつです。間違っても、立った腹を相手にぶつけてはいけまん。そうなると喧嘩です。喧嘩したら両方が傷つきます。
悔しくて涙が流れ、体が震えますが、じっと辛抱です。

それよりも、腹が立たないおかげをいただくことが大切です。
人間関係は放っておけば冷えていきます。毎日々々、相手の助かりを祈り、暑さ寒さ、春夏秋冬、誕生日などにかこつけて声をかけていくことが関係を作っていくようです。

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わたしは男ばかりの4人兄弟です。
一番上の兄は亡くなりました。残っている3人で、1年か2年に一度会います。
誕生日にはメールで声を掛け合います。

若い頃は自分のことばかりで、そんなこと、とてもできませんでした。

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