一から十までのことを願うがよい
信心すれば一から十までのことを願うがよい。いろはのいの字から、金光大神は教えてやる。十が十まで知れだしたら人に教えてやれ。
金光教教典
411頁
青井サキの伝え
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おはようございます。
「一から十までのこと」が何を指すのか、わたしにはよく分かっておりませんが、十年間にわたり取り組んできた「神人あいよかけよの生活運動」の「願い」は、信心のすべてが込められていると言われています。
今はこの「願い」を「一から十までのこと」として頂きたいと思います。
「願い」は次のようになっております。
御取次を願い頂き
神のおかげにめざめ
お礼と喜びの生活をすすめ
神心となって人を祈り 助け 導き
神人の道を現そう
この五つの項目それぞれについて、自分の取り組みを通して自分の言葉で語れるようになること、それを一から十までのこととして頂きたいと思います。
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今、総選挙が始まっております。この願いは、各党が掲げる公約に似ています。「金光教はこの信心をすすめます」という宣言です。
公約の大切なところは、それが実現されるかどうかにあります。
わたし達も「願い」倒れにならないよう、おかげを頂きたいものです。
いい機会なので申し上げますが、「金光教宣言」というものがあります。これは「願い」の実践を通してどのようなあり方を目指すのかというビジョンが示されたものです。
行の形が崩れるとと思いますので、行のことは考えずに「金光教宣言」を書きます。「/」が改行を現します。
大いなる天地に生かされる人間として/すべてのいのちを認め、尊び/神と人、人と人、人と万物が/あいよかけよで共に生きる世界を実践する
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