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無常の風が時を嫌う

弘法大師は、無常の風は時を嫌わぬと言うたがのう、此方金光大神の教えは無常の風が時を嫌うぞよ。
 
 金光教教典
 290頁
 近藤藤守
 64
 
おはようございます。

「無常の風は時を嫌わぬ」とは、人の死はいつ訪れるか分からないということです。

子どもがまだ小さかった時のことです。
あるお宅に親子で遊びに行きました。そのお宅は道路沿いにあって、道路に出る時は、左右の見通しがまったくきかないところでした。

「飛び出してはいけない」と言い聞かせていたのですが、子どもが飛び出しました。ちょうど軽四トラック来ていたところで、子どもの目の前で止まりました。

無常の風が吹くところでしたが、おかげを頂きました。「無常の風が時を嫌う」体験をさせていただきました。

このようなことは他にもありました。
神様がお守り下さってきたことを感じます。

*

この新型コロナウィルス感染症に罹って亡くなった人が、日本では900人を超えています。
まさに無常の風が吹いております。

自分の身の上にも、周りの人の上にも、無常の風が今この時を嫌うように、祈っております。

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