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気安い子供は前へ来るから早くもろうて

子供にたとえて言えば、子供が四、五人ついて来た時、豆をやると言うて持って出て、早くやろうと思うて待っておるのに、遠慮深い子供は後になる。気安い子供は前へ来るから早くもろうて帰る。

 金光教教典
 387頁
 山本定次郎の伝え
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おはようございます。 

学院生は班ごとに並んでご祈念します。わたし達の時もそうでした。

そのご祈念の時、必ず一番前に座ったのが中岡康夫さんでした。一年を通してそうでした。
中岡さんとは一年間、同じ部屋でした。

中岡さんは、修行生から教師を志した方でした。
毎朝、朝2時半に起き、教祖様と三代金光様の奥城で長い長いご祈念をし、それから金光様のお出ましを拝し、4時のご祈念を頂いてました。

それが終わって学院に戻り、わたし達と一緒に本部広前にお参りするのでした。
この生活が全く変わりませんでした。

その中岡さんは、ほとんどお参りする人のない教会を後継し、懸命に御用して再興され、生涯を終えました。

純粋で無私。
子どものように前に出て、神様のおかげをたくさん受けていかれました。

そんな方がおられて、金光教は成り立っています。

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