負けてやれ。時節に任せ
昔より歌がある。ご代にゃめでたの若松様は枝が栄えりゃ葉も茂るということがある。大木でも、根から切って逆さまにつりておいてみよ。それで枝葉が栄えるか。
負けてやれ。時節に任せ、神様へ気を入れて、万事おくり合わせを願え。
金光教教典
305頁
斎藤宗次郎
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おはようございます。
斎藤宗次郎先生が、分家より本家を義絶したことについてお伺いした時の御教えです。
「負けて勝て」との御教えもあります。
相手を言葉や(立場・財・腕力などの)力で打ち負かせば、相手の恨みを買います。恨みまでいかずとも溝ができます。たとえ自分が正しくても、自分が勝ってはいけません。
神様が道をつけてくださいます。
わたしはそう思うことにしてきました。
そして神様にご祈念しました。ご祈念と言うよりも辛い気持ちをぶつける、と言った方がよいかも知れません。「なんでこんなことになるんですか」と、神様に何度も言ってきました。
それでおかげを頂いてきました。
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