神に信ぜられる人少なし
神を信ずる人多し。神に信ぜられる人少なし。
金光教教典
327頁
島村八太郎
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おはようございます。
以前、はじめてこの御教えに接した時、「え? 神様とは信ずるものではないの?」と思ったことをはっきり覚えています。
そして次第に、「神様に信ぜられる人」とは、神様から御信用を頂いて、神様の思し召しを現す人のことだと分かってきました。
そしてさらに、どこまでも神様を信じ抜くことのできる人は、神様に信ぜられる人であることが、この教会の初代のご信心を分からせていただくことによって見えてきました。
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心の中心に神様を置き、神様との対話を続けながら、こうでしょうか、ああでしょうかと自問自答を重ねることが神に信ぜられる人になっていくに違いありません。
その神様とは、「人が助かることさえ出来れば」とおっしゃる神様です。人とは、自分のことであり、目の前の人のことでもあります。