生まれたる者は死ぬるということあり
生まれたる者は死ぬるということあり、死ぬるにもいろいろがあり。
百姓の人は、稲麦にたとえて話せばわかる。春、もみを苗代にまき、五十日前後に本田に植えつけ耕作しても、稲は白穂(しらほ)、麦は黒穂(くろほ)になることあり。
それを見て、子供が成長し、縁づき、その本人に子供のできぬうちに死去したのは、白穂黒穂のごとしとあきらめるほかなし。
金光教教典
383頁
山本定次郎の伝え
38
おはようございます。
70の誕生日を過ぎてから、改めて気づきました。
これまで過ごして来た時間は70年。これからの時間は確実にそれより少ない。
このように気づいて、そこから思わせられたことがあります。
これからの時間がいかほどあるか、それは神様が決められることで、わたしには分かりません。これからの時間をどうこうすることはできません。
しかし、頂いた今日一日をどのように過ごすか、うかうかと暮らすか、大切にするかは自分で決めることができます。実行もできます。
ということで、今日のこの命、ありがたく大切にさせていただきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?