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生まれたる者は死ぬるということあり

生まれたる者は死ぬるということあり、死ぬるにもいろいろがあり。

百姓の人は、稲麦にたとえて話せばわかる。春、もみを苗代にまき、五十日前後に本田に植えつけ耕作しても、稲は白穂(しらほ)、麦は黒穂(くろほ)になることあり。

それを見て、子供が成長し、縁づき、その本人に子供のできぬうちに死去したのは、白穂黒穂のごとしとあきらめるほかなし。

 金光教教典
 383頁
 山本定次郎の伝え
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おはようございます。 

70の誕生日を過ぎてから、改めて気づきました。

これまで過ごして来た時間は70年。これからの時間は確実にそれより少ない。

このように気づいて、そこから思わせられたことがあります。

これからの時間がいかほどあるか、それは神様が決められることで、わたしには分かりません。これからの時間をどうこうすることはできません。

しかし、頂いた今日一日をどのように過ごすか、うかうかと暮らすか、大切にするかは自分で決めることができます。実行もできます。

ということで、今日のこの命、ありがたく大切にさせていただきます。

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