一番楽 ー 御教え 20/05/24

人はいろいろと言いますけれども、肉眼で見ますれば、天が一番高い、地が一番低い。高いてっぺんと低いてっぺんとへ頼んでおりますれば、一番楽でしょうがな。
　
　金光教教典
　288頁
　近藤藤守
　57
　
おはようございます。

根本的な安心のことを教えておられると思います。

高いてっぺんと低いてっぺん、そしてその間が天地です。天地のお徳をそのまま現しておられるのが教祖様（金光様）です。

生きていれば辛いことはあります。辛いことの出会いが人生であると言っても過言ではありません。今、世界中が出会っているこの事態がまさにその通りであろうかと思います。

その時に「金光様」と唱えることのできる信心を持っているかどうかで、辛さの乗り越え方はずいぶん変わってきます。 辛いことの中にも楽に乗り越えさせてもらう道がついてきます。

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わたしも辛いことはありました。

「天地より大きな難儀はない。金光様はいつもついて回って助かるように導いてくださる。人は滅多に死ぬものではない、死なんと決めておけばよい」。

そう思って「金光様」と祈っていると、その祈りから道がついていく感じがしました。
神様だけが助けるのではない、もちろん自分ひとりで助かることはできない、神様と自分との間の祈りから道がついていく感じでした。