これをとめるにはおよばぬ
今までは、四つ足は食わぬと教えたが、お上が食わるるようになったからは、これをとめるにはおよばぬ。
金光教教典
316頁
佐藤範雄
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おはようございます。
今日から佐藤範雄先生の伝える御教えになります。
佐藤範雄先生は、教祖様の開かれたお道が金光教という教団として成立するについて、大きな功績のあった先生です。
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わたしは牛肉や豚肉が好きです。子どもの頃、こういったものは大ご馳走でした。
大人になってもそのまま、「好きです」「ありがとうございます」と言って頂くことができるのは、教祖様が世の動きを見据えつつ、このように伝えてくださったからです。
命を頂くのですから、よくよくお礼を申し上げて頂きたいです。
このことはいつも思っています。
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でも、信心する者としては、求めたいと思います。
元は「食わぬ」というのがなぜだったのか。
そして、世の中が変わると「とめるにはおよばぬ」と変わったのはなぜなのか。
教祖様は単に時勢に合わせただけではなかろうと思います。
直(じか)に天地につながっている方が、世の動きの中でおっしゃったことです。
そのことに思いを致したいです。
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