正直、実意丁寧の真心
上には上に、なにほどでもある。日本だけではなく、諸外国で、だれが偉い、何がよいというても、世の中に正直、実意丁寧の真心持ちておれば、天下に敵なし。信心家にも不都合ができぬ。
金光教教典
394頁
山本定次郎の伝え
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おはようございます。
世間にはいろんな人がいます。考え方、感じ方も様々です。その上に今はコロナです。先の見通しを立てるのが難しい人もたくさんおられます。
その中に私たちは生きています。
自分の気持ちや感情、お金勘定は大切ですが、それを前に出してばかりだと、衝突することになります。相手も同じだからです。
「正直、実意丁寧の真心」こそが、人に通じ、神様に通じるあり方です。
そのことを教えておられます。
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責めない
恩をかけない
言い訳をしない
ある先生が、「正直、実意丁寧の真心」の中身として、この三つを「三つの心行」として教えてくださいました。
この三つに取り組むと、涙がこぼれるほどに悔しいことも出てきたりしますが、その先にあるのは「天下に敵なし」という安心の世界です。