見出し画像

こんにちわ、どいよしはるの「今日の料理」です(嘘です)

 いきなりすみません、私、土井先生(料理研究家・土井善晴さん)のファンなのです。暑くなるとみなさん、火を使った料理はしたくありませんよね。そんな時に、こういうパンの食べ方はどうでしょうということをですね、今回、やってみたいと思ってます、はい。
 ※土井先生の口調を想像して読んでいただけると幸いです。
 用意していただくものは、まずは、こぐま商会の「細長い食パン」です。あとはですね、トマト、レタス、まあ、そのほか冷蔵庫に入ってるもので、サラダで食べられる野菜なんかをですね、見繕っていただければいいんです。

 さっそくやって行きましょうか。
 パンをですね、真ん中から包丁を入れて二つに割っちゃってください。上からまっすぐです。今日はですね、ちょっと古いパンを使いますので軽くトースターで焼きますが、買ってすぐのパンでしたら、そのまま切ってください。ええ、そのままでええんですよ。トースターというものも、結構、熱くなりますから。夏場は極力ですね、キッチンを暑くしたくないものです。夏になるとそうめんとか、そばとか。さっぱりと涼しい食事が好まれますけれども、食べる方はいいとして、調理場で麺をゆでる方はそりゃあもう暑くてかなわん訳です。そんなつらい思いをしなくても、夏らしく美味しいものをということで、今回、参考にしてもらえたらと思うてます。

 さて、もう直ぐできてしまいます。本当に簡単なんですよ。
 開いたパンに、まあ、トマトソースか、ケチャップか、パスタソースなんかでもいいですね。なにか塗ってください。マスタードとか芥子をちょっと塗るのもええと思います。そこに、ハムを敷いて、上から野菜をどっさり載せます。チョップドサラダゆうんですか、食べやすい大きさに刻んでですね、コーンとか、オリーブなんかもええですし、ベーコン、チーズ、スモークサーモンなんかもおいしいですよ。私なんかはね、昨日の晩ごはんの残りとか、しめ鯖の端っことか入れてよう作ります。なんでもええんです。ただし、暑いから火は使わないということで。たまには涼しくいきましょう。

 ええ、好きなだけ載せてください。生野菜は体を冷やしますからね、夏を乗り切る栄養もさることながら、体の内からひんやり涼しくなれるというものです。見た目も涼しげでしょう?
 これをですね、そのままですと食べにくいですから、たたんでしまいます。

 これでええんです。どうです、簡単でしょ?
 大きくて食べにくいというときは、包丁でカットしてもらえればと思います。結構、食べ応えがありますけどね、食べ盛りのお子さんとかならぺろっと食べちゃいますなぁ。夏休みですから、お子さんが自分の好きなものを挟んで作るというのも、楽しいんじゃないでしょうかね。食事というものは大切なものです。自分の食事を作る、調理をするという体験がですね、お子さんの学びにもなるんじゃないかと、はい、そんな風にも思います。
 どいよしはる(嘘)でした。
 
【カンタン夏のサラダパン】
 ・細長い食パン 2本
 ・レタス 4~5枚
 ・トマト 中玉1個
 ・ハム 4枚
 ・スライスチーズ 1枚
 ・チリソース
 ・マヨネーズ
 
 ここまで、駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
 土井先生好きなんですよ。書籍「一汁一菜でよいという提案」も持ってます。この本、和食がメインと思いきや、一汁は牛乳でもよいし、一菜はパンでもよいという、とてもフレンドリーな内容です。先生の人柄なのだと想像してます。
 先生が、15分の料理番組で「塩むすび」を作ってた時は驚きましたが。塩と米だけでも、語りつくせぬ想いがあるのだなぁ。