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2023年4月26日(水)モーニングセミナー後記

「モノサシ」

先週の100人モーニングセミナーは講師の加我さんが自ら積極的にゲストを招いたこともあり、なんと184人が会場に集まりました。いつもより大きな会場を手配していたのですが、満席となり、壇上からの眺めは壮観でした。そして、人が集うことによって生まれる場のエネルギーのようなものを強く感じました。このイメージを幹事や会員の皆さんと共有し、より良い場を作っていきたいですね。

さて、今週は、いつもの会場に戻ってのモーニングセミナーでしたが、それでも50人が参加し、良い空気感、雰囲気の中、開催することができました。

講師の平館さんは「何が私を苦しめているのか 自分が握りしめているそのモノサシです」というお寺の掲示板に書かれていた言葉を引用し、自分と向き合うことの大切さを、ゆっくりと噛み締めるように語ってくれました。

仏教では、自分の考えや知識を正しいと思い込んでしまう、その思い込みがモノサシであり、それにこだわってしまうと、モノサシに振り回され、苦しみを生み出すもととなると説いています。

平館さんのモノサシは金ピカで切れ味も鋭いと周りからはいじられていますが、そのモノサシを捨てるのは簡単ではない、でも、だからといってフタをして見ないフリをしていては何も変わらず、いつまでも「なんちゃって」のまま、そんな自分を認め、そして向き合おう、と決め、取り組んだことによって、感謝の心であったり、人の成長を見守る、幸せを祈る、そんなことが少しずつできるようになったのだそうです。

長く倫理の学びを続けてきたからこそ、であって、よくわからない、役に立たないと、辞めていく人たちはもったいないことをしている、そこに気づいて欲しいと思って、今日は話をしている、と言っていたのがとても印象的でした。

いつでも、どこから始めても、良い結果が出るのが私たちの学びであり、実践です。良いと思ったことはすぐに取り入れてやってみる。今日は無二の一日、良き一日にしましょう。