薬屋のひとりごと見た

率直に言ってハマらなかった、理由はたぶん2つある。
まず圧倒的に壬氏様が不愉快過ぎる。なんなんだあのキャラクター、恋愛パートなのかギャグパートなのか、それともサービスシーンのつもりなのかわからないがとにかく猫猫と壬氏様の絡みは全て気持ち悪く、あれのせいで話のテンポが悪いようにさえ感じる。
次に猫猫のキャラクターも好みじゃない。「ひとりごと」というタイトルから察するべきなのかもしれないが猫猫の一人語りが多過ぎる。ベラベラ喋り過ぎではないだろうか。これによってキャラクターの心情に風情がなくなっている、なぜなら全部猫猫が喋ってしまうからだ。
平たく言うと受け手に余韻を楽しむ余地が全くない。パッと思いつくところで言うと淑妃と壬氏様が親子ではないか、という件だ。2人がなぜ似てるのか、それに至った経緯は何か、というところをまるで前回のあらすじでも説明しているかのような口調で15秒くらいの間に全て一息に説明してしまった。ああいうキャラクターなのかもしれないが、どうしてもあれが受け入れられなかった。

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