【子ども食堂レポその10】 古河市「こどもニコニコ食堂」
子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
久しぶりの投稿になりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
いつの間にか、梅雨が明けて夏がやってきましたね☀
暑い日が続きますが、体調管理をして過ごしていきましょう!
早速ですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきます!
前回の記事はこちらから
今回訪れたのは「こどもニコニコ食堂」
5月に訪れたのは、古河市内で活動しているボランティア団体「こどもニコニコ食堂」です。今年の4月から月1回第1土曜に、会食型で20食程度を提供しています。
代表の岡部さんにご挨拶をして早速、調理場へ。
~今日の献立~
・チキンタツタ(味付けニ種類)
・ごはん
・マカロニ
・ピクルス
・レタスとトマトのサラダ
・ネギとお豆腐のお味噌汁
2種類の味が楽しめるチキンタツタ
ボランティアのスタッフの中に農家さんがいるそうで、新鮮なお野菜たちがたくさん台所などに置かれていました。ちょうど私が伺ったタイミングではメインの「チキンタツタ」を揚げてる最中。当日は、ニュースをみてボランティアに参加された大学生も。和気あいあいと作業を進めていました。
混雑前に・・・ひと足先にランチタイム♪
揚げてすぐということあって、薄付きながらサクサクの衣とさっぱりとしたムネ肉のチキン。たんぱくなお肉ですが、タルタルソースをつけたら濃厚な子どもたちが大好きな味になります。
手作りみそのお味噌汁は、優しい味わいにネギと豆腐がこれでもか!というぐらい具だくさん!マカロニには、リンゴが!どこか懐かしい、甘みのあるサラダにほっこり!チキンの下にはレタスも!ソースをつけたり、マカロニと一緒に食べたりと大人でも満足できます。
ごちそうさまでした。
スタッフの皆さん同士声をかけあいながら休憩をはさみ、台所から子どもたちの様子を見守ります。
そんな中、配膳をお手伝いしていたときに「ボランティアに興味があるのですが…」とお声がけいただきました。他の子ども食堂でもお話を聞きますが、実際に食べにきてボランティアになることは多いそうです。
きっかけは行政の集まり。意気投合し活動開始!
もともと、古河市の男女共同参画推進会議で顔見知りだった三宅さんと岡部さん。三宅さんは子どもの貧困への関心があり、そして岡部さんは子ども食堂をやってみたいとお話されていたそうです。それぞれで活動を模索していたそうですが、いつの間にか2つの道が1つになり、活動をスタートさせました。縁でつながっていたんですね!
※プライバシー保護のため、モザイクを使用しています。
「いつの間にかメンバーに加わっていた」というボランティアの皆さん。子ども食堂やるとは聞いていたけど、あっという間に活動が始まって、一緒に活動されていたんだとか。
「これから子どもたちに楽しんでもらえる場所として、月1回なので工夫して活動をしていきたい」と活動を模索中と岡部さん。
横ではバザーも実施していました。お野菜などのほかに、洋服やカバンなど、県外からもバザー用品をいただいたこともあるんだとか。売上は子ども食堂の活動などに活用されているそうです。
今回で活動紹介が10か所目になりますが、「子どもたちのために」という思いは同じでも、どの活動にも個性があって、取り組み方もさまざま。
最近では、SNSなど活動の情報発信したことがきっかけで企業や個人の方から支援いただいた、近所の農家さんから野菜をいただいた、他の子ども食堂とつながって連携しているなど、広報することの大切さを感じています。
私たちも、子ども食堂に取り組まれている皆さんやボランティアに参加したい、子ども食堂をやってみたいという皆さんにこれからも情報発信を続けていこうと思います。
子ども食堂調査まだまだ続く!
次回も乞うご期待!
団体名: こどもニコニコ食堂
開催日:第一土曜日 11:30~13:30
開催場所:株式会社雪華事務所(古河市本町1-3-24)
問合せ先:090-5560-9434(岡部)
090-5786-1750(北島)
※詳しくは、お問い合わせください。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、活動内容が変更となる場合があります。