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令和6年度 NPO情報発信講座 PR塾(後半)の第1回目

市民活動サポートセンター いちろー です

PR塾の後半は、「困ったを解決しよう!! 広報の要点! はじめてのwebサイト作り」です。

先ずは2回に渡って「無料のホームページ作成ツール Jimdo(ジンドゥー)について学ぶ」と題してホームページ作成について学びます。

11月17日 日曜日に開催した第1回目は、「写真の撮り方」「記事の書き方」について、フォトライターの かやはらあやこ さんを講師にお招きしました。

かやはら さんは1978年生まれ、大阪府出身。2021年春に約2 0年住んだ北九州市から豊前市に移住したフリーランスフォトライターです。現在豊前市の観光やまちづくりのPRに取り組んでいます。

講師の かやはら さん

かやはら さんのお仕事については以下のリンクをご覧ください。

https://www.todokerudesign.net/

まずは、かやはら さんからWebサイトについて説明がありました。

Webサイトって何?~チラシや名刺と同じ~

そもそもWebサイトが何なのかがイメージできないと、何が必要なのか、どこまでどうしたら良いのかゴールがわからなくなります。
Webサイトは誰かに伝えるための手段の一つであって、紙媒体のチラシや名刺と同じものです。写真やイラスト、文章があるネット空間上にある24時間いつでも見てもらえるチラシです。
基本となる情報はチラシと同じで実際の情報をプラスマイナスゼロで正しく表現することが大切です。

文章の書き方~まずは話し言葉で~

文章が苦手という人は多いですが、最初から文章を整える必要はありません。綺麗で正確な文章でなくて大丈夫です。
まずは話し言葉で書いてみましょう。
そして特定の誰かを頭に浮かべて書くお手紙のつもりで、伝えたいことを伝えたい相手の目線になって書きます。
伝えるために最低限必要な要素は文章です。
写真は補足や証明に使うものと捉えてください。
伝えたいことがわからないなら、同業他社のサイトを参考にするのも良いでしょう。

強みや特徴は第三者の言葉から

Webサイトで魅力と伝えるには強みや特徴を伝えることが必要ですが、自分のことは自分が良くわからないものです。
お客様からのアンケートや感想にヒントが現れます。
第三者からの声を受け取ることが大切です。

ストーリーで伝える方法

サービスや体験、選択肢が多い世の中、同じような商品から一つを選ぶには商品のストーリーに共感することがあると思います。
ストーリーで伝えることが重視されていますが、ストーリーとは思いを伴った行動の積み重ねです。
人や企業の歴史をありのままにつなぎ合わせることです。
大それたものでもなく、無理に捏造する必要もなく、ありのままを表現して正しく価値を伝えれば自ずと違いが出てきます。

実践 ワークシートを使ってホームページをイメージする

ワークシートにメインビジュアルの写真、紹介文、問合せ方法などを載せてみました。

ワークシート作成の実習では、かやはら さんが参加者の皆さま一人一人にアドバイスしていました。

写真の撮り方

Webサイトに必要な写真は実物の魅力や情報を正しく伝える写真です。
高画質、高性能で高技術で撮った写真ではなくても、スマートフォンで撮った写真でも大丈夫です。

しかし、避けた方が良い撮り方があります。

傾いた写真
特に建物を撮るときは、カメラのグリッド線を使って水平垂直に撮影しましょう。

余分なものが目立つ写真
撮りたいもの以外のものは片づける、映らない角度から撮るなど、何が主役かわかりやすくしましょう。

遠くから撮った写真だけ
イベントの様子を撮影するときなど、全体の様子を撮ろうとして遠くの距離から撮った写真になりがちです。
引きの写真があるからこそ、寄った写真も際立つものです。

日光が入らない屋内での撮影
屋内での撮影は照明機材がないと綺麗に撮るのは難しいです。
窓から差し込む光やアプリを利用して明るさや色味を調整してみましょう。

串刺し・目刺し・首切り
人物を撮る時は頭から首にかけて直線が映り込むような背景が無いよう確認しましょう。

突然撮影する・撮られたくない人を撮るetc.
人物を写す場合は事前に撮影することを伝えましょう。
相手に準備や心構えができることで撮影時の表情が変わります。
写真を撮られることが苦手な人もいますので、後ろ姿なら撮って良いか、小道具で顔を隠すなど事前に伝えることが大事です。
また、脚を広げた状態、二の腕が広がった状態、半目や目を閉じた状態などの写真は避けてください。
集合写真では全ての人が目が開いた状態ではないことがありますので、連写機能を使ってみましょう。

いい写真を撮るためには準備が大切です。後から「見たい」思われる写真がベストです。

講座を終えて

参加者の方からのアンケートから、講座の感想などを一部紹介します。
「今までPR活動ができていなかったので、最初の一歩として取り組めそうだと思った。」
「初心者の私でもできそうな気がしたので、嬉しかった。」
「現在使っているホームページとどちらが使いやすいか、どちらが見やすいか等を行ってみて、今後のホームページ制作の時間に役立てられたらと思います。」
など、講座の内容にとて満足いだいたご感想をいただきました。

Webサイトだからといってそんなに気負わなくても良いんだよと、かやはら さんが伝えてくれたことで、Webサイトづくりへの敷居が低くなったと感じました。受講者の皆さんもそのように感じていただけると嬉しいです。
写真撮影のNG、私もこれからは肝に銘じて撮りたいと思います。

次回はいよいよ!

次回は「jimdo AIビルダーで実際につくる!」と題し、Webサイト作りを学びます。




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