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北九州NPO・ボランティアフォーラム2023・秋に参加してみた。
市民活動サポートセンターのあんbeです。
先日、NPO・ボランティアフォーラムがココクル平野(NPO法人わくわーく@八幡東区祇園)で開催されました。
どんな会だったかは、進行として参加されていたNPO法人好きっちゃ北九州の入門さんがまとめてくれていたので、リンクを貼付けておきます。
私からはちょっと違った視点、持続可能な組織づくりという側面で感想を残したいと思います。
北九州NPO・ボランティアフォーラムとは?
北九州NPO・ボランティアフォーラムでは、市内のNPO・ボランティア団体、個人が、共に学びあうことで、育ちあい、支えあえるような活動交流の場をつくっています。
【パートナー団体】
おとなりさんネットワーク「えん」・GGPジェンダー・地球市民企画・KID's
work・好きっちゃ北九州・わくわーく・北九州NPO研究交流会・高齢社会をよくする北九州女性の会
NPO・ボランティア活動には、社会課題の解決とともに、“市民として育つ”という面があります。気になることを「自分ごと」ととらえ、足元の活動のきっかけに出会う場でもあるNPO。
今回は、NPOセンパイ世代の思いこみや世代間のズレはないかな?若い人にセンパイ世代の声はどうひびいているかな?という疑問について、若い世代に学び、NPOの次世代育成のヒントを得ることを目的に開催されました。
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開催概要
北九州NPO・ボランティアフォーラム2023・秋
<R5年度北九州市NPO公益活動支援事業>
若きNPOプレイヤーにきく!
★スピーカー 谷本潤さん(NPO法人好きっちゃ北九州)
★スピーカー 高城将英さん(NPO法人KID's work)
お二人はそれぞれ法人の中心的なプレイヤー。
谷本さんは、県外から大学進学を契機に来北。好きっちゃ北九州と出会い、地域のことを好きになってほしいと活動を続けています。
一方で高城さんは、小学生の頃から参加者としてKID's workの活動に参加している若年ながらベテランプレイヤー。
フォーラムは設問にスピーカーお二人がそれぞれ答え、その後グループワークで個々の感想や意見、そして全体へ共有、という流れで進行されました。
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感想① 人づくり
活動を通じた人との出会いや体験を大切にし、そこから得られる自身の学びや成長を感じ取り、次の世代に繋いでいく、そういう姿勢が二人にはありました。
彼らにそうした素養があったことはもちろん、
他方で団体(KID's workや好きっちゃ北九州)が彼らをそのように育てたのだと思います。
フォーラムでは、『ナナメの関係性』という育成のキーワードが出てきました。
親や先生のような、価値観(意見、答え)を教える或いは押し付ける縦の関係ではなく、
友人のような、価値観(意見、答え)を一にして、馴れ合ったり競争したりする横の関係でもない。
ナナメの関係性とは、憧れたり、見守ったり、マネしたり、お節介を焼いたり、ほったらかしたり。良い意味で無責任な関係。
ナナメの関係はメンター制度等で、近年では企業にも取り入れられている人材育成スキームですが、変に組織張っていないNPO活動には、個々人が自発的に学び、行動に結びつけていきやすい素地があるように感じました。
雇用関係にないことが多いので、未成年が参加しやすいというのも、ナナメの関係をつくる上で一つのNPOの特徴かもしれません。
感想② ソフト(活動内容)
スピーカーのお二人ともに共通していたのが、楽しいから参加し続けたという点でした。
ここで言う「楽しい」とはきっと、興味深い、自身の成長を感じられる、といったニュアンスが含まれると思います。
NPO法人は、不特定多数の公益の増進に寄与することを目的として設立しています。
また、課題は刻々と変化します。一つの課題を解決した先には別の課題があるのかもしれません。
そのため、一般の企業と異なり、その企画は楽しさや儲けといった評価軸だけでは不十分で、企画の背景に社会課題を見据え、変化させていく必要があるでしょう。
さらに、同じ企画を一貫して行うことで、法人として安定的に市民へサービスを提供できる一方で、
職員が雇用関係を結んでいないことが多いNPO法人にとっては、活動に代わり映えがしないと、停滞感や閉塞感が生まれてしまいます。
NPOには、やり方に囚われず、時代の要請や携わる人に応じて柔軟にソフト(活動内容)を変えていくことが求められる。
逆に言えば、その変化、アイディアを求められる環境こそが、従事者にとっての魅力となり得るかもと感じました。
感想③ カネ
これは違うセミナーに参加したときに学んだことですが、彼の二宮尊徳曰く
「道徳なき経済は犯罪、経済なき道徳は寝言」
とのこと。
非常に耳の痛いお言葉ですね。
サポートセンターで窓口対応していると、NPO=ボランティア(無償)と勘違いしている人が散見されますが、当然、NPOでも活動には資金が必要です。
サービスに対する正当な対価は要求していかないといけない。
とはいえ、受益者が困りごとを抱える人だったりするので、十分な対価が要求できないジレンマに陥ることもあるようです。
サポートセンターとしても、市民のNPOに対するそうした誤解を解いていけるように周知させていきたいですね。
余談ですが、私は別に一物一価である必要はないと思っていて、極端な話、水を売るにしても、買う人によって値段が違っても良いんじゃないかって。
要は応能負担なのですが、価格設定を消費者に委ねる、と。
料金体系や理解を得る方法、モラルハザードの排除など、課題の多い仕組みだとは思いますけど…
誰かやってみてくれないかなぁ?赤字になるかな。(笑)
まとめ
ヒト・モノ・カネが経営の三資源なんて言われたりもしますが、NPOでも同様ですね。
ただ、NPOの場合は、一般企業に加えて更に一工夫必要な感じがします。
それはNPOが良く言えば柔軟、悪く言えばふわっとしているからだと思います。
サポートセンターとしても、NPOが長所を伸ばし、短所を補い、また新たな気付きを得られるようなセミナーの開催、情報発信をしていかなきゃなと感じました。
こんな感じで、北九州NPO・ボランティアフォーラムは自身にとっての学びになりますし、色んな人のお話も聞けます。フォーラムを通じて、何を思うも自由。
本フォーラムは来年の3月、もう1回あるようです。
詳細が分かりましたら、サポートセンターのHP『キラキラネット』でお知らせしますので、要チェックや!
ではまた。
あんbe