団体のブランディングのために…【協働ラボ ミーティング⑥】
今年度下半期で取り組んできた協働ラボも
今回の6回目のミーティングでとりあえず完了です。
今回は、前回のミーティングあとにパートナーの八木田さんから提示のあった宿題への回答、それにもとづいた意見交換
って感じでのミーティングとなりました。
最初は、
・3団体の課題に共通するものがある。特に広報
・3団体が子どもに関わる事業をしている。
という共通点から、
できれば、今回のラボにご参加いただいた三つの団体のみなさんで何かイベント的なものを!っていう話をパートナー、コーディネーターとお話をさせていただいていたのですが…
目論みは少しはずれちゃいました…
なので、最終回は、今後につながるようなミーティングを…
という感じでパートナーの八木田さんからお話ししてもらった感じです。
ココcafe さんへの宿題【もう少し大きなビジョンを描く】
不登校の親子のための居場所づくり…というような活動をされているココCafeさんですが、今後ステップアップするために…ということで出された宿題の一つがこれです。
回答は、資金集めができる仕組み作りを行い、固定した拠点を構えたい。
不登校家庭の居場所になるような古民家カフェをつくりたい
というような内容でした。
ココCafeさんはまだ法人格は有していない任意団体です。
NPO法人となるには、仲間集めが必要な状況みたいです。
代表の想いとしては、卒業した家庭の母親のみなさんと一緒に活動できるようになれば…という思いもあるようですが、そうなるにはもうちょっと時間がかかりそうです。
資金集めに関してはどこも抱える悩みですね。
ミーティングの場では、パートナーの八木田さんから少し参加者からお金をもらいやすい、仕組みづくりも考えてみた方がよいのではないか?というお話もありました。
ボランティアとして参加するような人も参加費を払うという仕組みをもっている団体があるという話を私も聞いたことがあります。
お金を払って参加することで、そこで過ごして良いという意識というか…権利というか、安心してそこに居れるような感覚を得られるのは確かだと思います。
ただ、ココCafeさんにすると、どうしても不登校の子がいることで、家計の負担は大きくなるという現状があるから、極力その場に集まるご家庭からはお金をもらわずにやっていきたいという考えがあるようです。
そんな中で、八木田さんからはクルミドコーヒーさんの事例なんかを紹介していただきました。
これがわかりやすいのかぁ…気になる方は検索してみてください!
サポセンも他都市の事例なども含めてもっと知っておく必要がありますね…
いつも八木田さんの引き出しの多さに感動してしまいます。。。
そして、今はほぼ個人として動いているだけなので、もう少し組織で動けるように仲間づくりを意識した動きが必要なのかな…
って聞いていて思ったりもしました。
そうなると情報発信のやり方なんかも工夫が必要になってきますね。
Be with さんへの宿題【「若者と社会をつなぐ」ことの先にあるビジョン】
Be withさんの課題としては、情報が当事者になかなか届かないこと、結局知り合いにしか届かないというようなところがあるようです。
そのうえでステップアップしていくために考えてみてほしいこととして提示された宿題の一つがこれです。
回答は、
若者と大人の「ダイアローグ」の場を作る
ということでした。
お互いが本音で語り、繋がれる
そういう場ができることで、それぞれに人脈が生まれ、チャンスも広がるとお考えのようです。
大学生と実際に働きだして2~3年くらいの方々との交流会的なことをやってみたらしいのですが、実際に大学生よりも働いている側から好評だったみたいです。
確かにその時期って理想と現実とのギャップみたいなことも感じますよね。。。
そんなときにそんな思いを抱えてる人が、外にもいるということはちょっとした安心感を得ることにもつながるのかも…って聞いてて思ったりもしました。
一方で大学生側はなかなか本音で話せる…ってところまではいかなかったみたいです。食事のタイミングになってやっと…という感じだったみたいですね。
ダイアローグ(対話)ってやっぱりちゃんと環境を作んないと難しいです。
何度もいろんなところでチャレンジしていますが、
このラボの前半のパートナーである宮田さんから学んだルール「暗黙の了解」みたいなところをまず提示してから始めるっていうのも一つあるのかなって思いました。
強みを活かす
Be withさんの強みはやはりその活動の場所があること。
(それが弱みになっている部分もあるというお話もありましたが…)
その場所の様子については、
以前にこのnoteで紹介していますのでそちらをご覧ください。
その場所を活かした新たなアイデアなんかについて、いろいろお話もできました。
場所づくりについて、八木田さんからアドバイスもありました。
ダサい場所ってどういことなのか?
とか
会話での温かみを重視したときの空間デザイン
とか
こういうの個人的にめちゃくちゃ興味のある分野なんですよね…
サポセンも変化させていきたいと思いつつ、お金なくて手が出せない状況が続いているんですよね。。。
そもそも市役所全般的になんか乱雑で古臭い感じがしませんか?
いまだに机も棚も古いスチールだし…とてもクリエイティブな仕事をする雰囲気なんてないです。。。笑
雰囲気づくりってすごく大切な要素だとは思うんですけど…あんまり愚痴書くと止められちゃうんでこの辺にしておきます。
ハナシを戻すと、Be withさんは今後、この場所に手を入れていくとのこと…
スナックみたいな?
学生がカウンター内で一日マスターみたいなことができるようなものを作っていくということです。
少し飲食をしながら対話ができるようなイメージでしょうね
ちょっと楽しみですね!
また改修ができたら取材に行きたいと思います。
無理やりまとめます。。。(笑)
ちょっと長くなってきたので、今日はここで終了です。
なんか微妙な感じの終わり方ですが…
最終回のミーティングは
それぞれの団体の抱くビジョンについて
・コーディネーター
・パートナー
・参加者
目線で意見を出し合い、対話をしていったような回となりました。
外から見た印象(どんな風にみられるか?、見られたいか?を意識しておくこと)ってブランディングにはとても大事な要素であることを、
以前、八木田さんから教えてもらいました。
みなさんがそんな事にちょっとでも気づいていただけたら…
なんて勝手に思ったりもしています。
主催者側としての全体の振り返りみたいなことは、コーディネーターの福岡さんとお話する予定なので、そのあとにでもアップしようと思います。
ではでは、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
イノ