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慣らし保育が始まる時に知っておきたいこと

4月がはじまり、保育園や幼稚園にいよいよ登園する子も多いかと思います*

ここから一年が始まっていきますね*

みんなすくすく育っていきますようにとお祈りしています*

入園してから約1週間~1か月程。

慣らし保育というのがありますので。共働きの方やお仕事をされている方は特に心構えをしておいた方がよいかと思います!

慣らし保育とは?

一言で言うと「本格的な保育が始まる前の時間の短い保育」のことです。

保育園や幼稚園に通う子たちが長時間の集団保育に段階的に、徐々に慣れていくための準備期間として行われています。

子ども達にとっては、親から離れて全く知らない環境に行って生活したり、全く知らない人と出会うことは、大きなハードルであり。大きなステップアップであり、大きな階段を一段登るようなものです。

大人でも新しい環境や人との出会いに緊張するので、子どもならなおさらその不安は多いと言えますよね。

そこで、慣らし保育がある訳です。これは、子どもにとって大きなハードルを無理ない形で滑らかにしてあげることができます。イメージとしては、エスカレーターを思い浮かべてみると分かりやすいかもしれません。

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園に初めて来た子達の反応は様々です。その子本来の性格もありますが、親から離れる時に大泣きの子もいれば、全く普通に遊び始める子もいます。何時間かすると我慢の限界を迎える子もいます。逆に、3日くらいは平気だったのに段々状況が分かってきて「ここにきてすこしするとお母さんがいなくなるのだな」と理解するようになり、日が経ってから泣き始める子もいます。

大体は日を追うごとに落ち着いていくのですが、悲しみと不安が激しい子だと園で何も手を付けられないくらいの子もいます。

そうなのです。子ども達はめちゃめちゃ頑張っているのです!少しの時間離れるだけでも全力で頑張っているのです*

ただ、慣らし保育があると子どもが不安と我慢の限界を迎えたとしても、2・3時間くらいしたらお迎えが来ます。(本来その子に合わせて徐々に伸ばしていきます。)

無理なく日々を過ごしていく中で、親以外の大人との信頼関係を結び、園に行く事が習慣になり、楽しみになり、先生や友達が好きになり、そのように親から少しずつ離れていくのに慣れていく大事な期間です。

そして、この慣らし保育の過程の中で、我が子を預けることをお父さんお母さんにも慣れていけるようにという目的もあります。

子どもが園や先生に安心感を持てるようになったら、その後の生活がお父さんお母さんにとっても、スムーズにできてよいかと思います*

その子それぞれのペースがあるので、焦らずですね*

子どもの感染症のことを知っておこう!

慣らし保育が終わり、子ども達がようやく園になじみ始めたころ。次の感染症ラッシュが来ますので、保護者の方は心構えをしておくとよいかと思います。

事前にしておくといいこと
☑︎予防接種
☑︎子どもの病気時の休み体制の相談
☑︎病児保育の登録

☑予防接種

生後3か月を過ぎた頃から、赤ちゃんは感染症にかかりやすくなります。感染症にかかりやすいのは成長の過程で自然な事ですが、重症化しやすい病気もあるので注意が必要です。ワクチンを事前に打つことも必要です。副作用については各ご家庭で調べて確認し、判断されるとよいかと思います。

☑︎子どもの病気時の休み体制の相談

特に乳幼児は急な発熱や感染症を起こすことがあります。感染症にかかった場合は園に預けられないのと、病院に受診したり、自宅での看病も必要になってきます。

そのため、子どもが病気になった場合、誰が休みを取るかや、連絡が取り合いやすい体制を作っておいたり、事前に話し合っておくと安心です。職場にも、一言相談を入れておくとよいかもしれません。

☑︎病児保育の登録

病気の時に一番良いのは、安心できるお父さんお母さんなどの家族の側でゆっくり休むことですが、どうしても難しい場合病児保育というものがあります。

病児保育とは、主に保育所に通っている子どもが病気にかかった場合に、家庭での保育が困難な保護者の方に代わって、保育士さんや看護師さんが保育または看護することをいいます。
一般的に、37.5度以上の発熱がある場合や、インフルエンザのような感染力が強い病気の場合は、熱が引いても感染の恐れがなくなるまで保育園や幼稚園では預かることはできません。

そのため、子どもを保育園や幼稚園に預けることができず、かつ仕事を休めないなどの理由で家庭での看護が難しい保護者の方をサポートするのが病児保育の目的です。

利用するには登録が必要なため。県や市のホームページで調べて事前に登録しておくと、いざという時に安心かもしれません。

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人間を育てるという事は、愛情、時間、医療や経済に至るまで。幅広くサポートが必要です。

『子育てをしやすい社会』は確実に日本社会にもっと浸透していく必要があると思います。

お父さんお母さんが精神的にも金銭的にも時間的にも余裕があって、楽しみながら子育てできる日本になったらいいな✳︎

そのために、子育て家庭への支援や日本全体の子育てや教育の重要性の底上げや、仕事と子育てを両立しやすい体制が整うと理想的だなぁと思います。

どなたかの参考になったら嬉しいです✳︎

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最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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sapo✳︎