美肌の大敵!肝斑について
みなさまこんにちは
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
梅雨入り前で蒸し暑い日が続いておりますね
日差しが強い日もあり、日焼けやシミが気になるところです
シミの中でも肝斑にお悩みの女性は多いのではないでしょうか?
今回は美肌の大敵、肝斑について詳しくお話していきます。
肝斑とは
肝斑とは、いわゆるシミのことで、顔に境界明瞭な淡褐色のシミ(斑)としてあらわれます。
シミにもいろいろ種類がありますが、日本人の皮膚はこの肝斑ができやすく、皮膚の色が浅黒い人ほどできやすいといわれています。肝斑は30~40歳以上の女性たちに多く見られます。
特徴としては、地図のようにべったりとして見える、更年期、ピル内服中などに出現することがある、妊娠、出産時期に出現したまま改善しないなど。
妊娠時に現れる場合は、妊娠2~3カ月ころから現れることが多く、次第に色が濃くなります。出産後には少しずつ消えていく場合もありますが、長期に持続する場合もあります。
肝斑のできやすい場所
頬の高い部分・額・鼻の下・下あごなど左右対称にできることが特徴です。
肝斑の原因
女性ホルモンの影響
原因のひとつとして、女性ホルモンとの関連も指摘されています。妊娠や経口避妊薬の服用をきっかけにできることもあり、女性ホルモンとのかかわりが指摘されています。
紫外線
紫外線にあたりやすい部位に症状が現れやすいという点と、実際に紫外線をあびることが症状の悪化と関連している場合が多いので、発症の原因として紫外線が重要であると考えられています。
ストレス
精神的なストレスによってホルモンバランスがくずれることが影響する場合もあると言われています。
摩擦
過度のマッサージ等、物理的な刺激でも悪化する場合もあります。
肝斑治療
当院で行っている肝斑治療をご紹介いたします
内服
内服薬治療で処方される薬には、色素沈着を抑制する有効成分が含まれていることが特徴です
内側から有効成分を皮膚に届けることで、肝斑の改善を目指します。
まずはトラネキサム酸の内服薬による肝斑の治療が行われます。
服用から4~5週間程度の服用期間で、徐々に肝斑の症状が和らぎます。
トラネキサム酸は血液の塊を溶かしたり、炎症を起こす「プラスミン」という物質の作用を抑えてくれます。
プラスミンはメラニンを作るのを刺激する作用があり、トラネキサム酸によってプラスミンの作用を抑えることで、肝斑が薄くなる効果があります
症例によりビタミンCやE、ハイドロキノンなどの美白外用剤を組み合わせることもあります。
スペクトラレーザー治療
スペクトラは肝斑治療でFDA(アメリカ食品医薬品局)認可された肝斑治療レーザーです。
肝斑に対してはレーザーや光治療器を照射することはタブーとされていましたが、トーニングという照射方法によって肝斑治療が可能となりました。きわめて短いパルス照射時間が生み出す高い出力で、確実に肝斑のメラニンを破壊してくれます。
照射時間は約10分程度でダウンタイムや副作用もほとんどありません。
ピーリング
ピーリング治療は、皮膚に蓄積された古い角質や皮脂を取り除き、肌のターンオーバーを促すことで、肌表面のメラニン量を抑えてくれ、肝斑にも効果的です。
回数には個人差がありますが、基本的に5回程度の治療が必要と言われています。
以上、肝斑についてでした
最後までご覧いただきありがとうございました
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