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「みじかびの キャプリてとれば… 万年筆の魅力」WATERMAN Le Man100 WATERMAN Carène

 今回は、Waterman の万年筆。海外製万年筆の書き味をいろいろ試している時代に入手したのが、ル マン 100 と カレン です。

 まずは、ル マン100について。1983年は「ウォーターマン」創業100周年。この節目を記念して作られたのが、ル マン 100。デットストックになっており、お手頃価格で販売されていたものを入手しました。

WATERMAN Le Man100

 小川糸さんの「ツバキ文具店」で主人公が先代から高校生になった時にプレゼントされた万年筆として登場し、本作品の最も重要な手紙をつづったペンです。自分が持っている万年筆が作中に出てきたのに驚いたとともに親しみが湧きました。「ツバキ文具店」では、 MONTBLANC 149 や ガラスペン ボールペンなどが代筆する内容によって使い分けられます。まだ、読んだことのない人は是非どうぞ。ペン愛好家の視点からも楽しめます。

WATERMAN Le Man100 ペン先

 カレンはデザインが気に入って購入した一本。初めてのインレイニブで書き味も気に入っています。洗練されたデザインは素晴らしいです。

WATERMAN Carène / Carène DX

 それにしても、現行カタログの価格を見るとびっくり。2倍以上の価格になっていて、良い時代に万年筆を始められたことに感謝しかありません。
2023年、創業140周年を祝したル マン 140には、もちろん手が出ませんでした。

WATERMAN Carène インレイニブ


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