「レンズ沼の歩き方」Voigtländer COLOR HELIAR 75mm F2.5
今回は、L39マウントの Voigtländer COLOR-HELIAR 75mm F2.5。75mmと言えば LEICA M6。M6のファインダーには、28/90mm 50/75mm 35/135mmの6種のフレームがあります。M6を手に入れて75mmも使ってみたいと購入したレンズです。シルバーのコンパクトな外観は、M6にぴったりでした。
50/75mmのフレームが一度に出るのでなかなか使いにくく、それ程望遠というほどでもないのによくピントを外していました。あまり出番はありませんでした。
もちろん、L39なのでスクリューライカにも装着できますが外付けファインダーが必要になります。
1999年に発売になったレンズで、2007年に中古で入手しました。2008年に生産終了になっています。コシナのHPには特長として「贅沢な高屈折率ガラスの採用により、良好なコントラストと優れた解像力を示します。」と書かれています。20年以上前のレンズですが、オールドレンズと呼ぶべきでしょうか?
ミラーレスカメラにつけて、じっくり描写を楽しんでみました。
まずは、f5.6
f2.5開放 最短撮影距離 1m
逆光耐性も悪くないようです。
レンジファインダーカメラで絞り開放・最短距離での撮影はかなり気を使いますが、ミラーレスカメラではそれほど苦ではありませんでした。50mmと90mmの間の微妙な焦点距離が新鮮でした。