そもそもSAPを導入する必要あるのか?という話を考えてみた。
こんばんは。こんにちは。おはようございます。
TwitterでもSAP関連の情報を発信していくので @tomuo_sap もフォローしてくれると嬉しいです。
今回は、”そもそもSAPを導入する必要あるのか?”という事について考えていきたいと思います。
「SAPって何?」という”あなた”のために、こちらの記事に書いてます。10分くらいで読めるボリュームなので宜しければ読んで頂けると嬉しいです。
それではSAPを導入する必要性について考えていきましょう。
まずERPについて考えてみる
”そもそもSAPを導入する必要あるのか?”というのを考える前に”ERP”について考えてみる。
ERPとはEnterprise Resource Planningの略である。
日本語に略すと「企業資源計画」だけど
「基幹システム」とか
「業務統合パッケージ」と言ったりもする。
「業務統合パッケージ」というのが、
わかりやすいかなと思うのですが、
要は「色んな業務をまとめたシステム」なんです。
これが、ものすごく重要で、
ERPで色々な業務を1つのシステムですることで、
各業務の情報が1つに集約されます。
これにより業務を効率化することができるのです。
次に企業経営について考えてみる
次に企業経営について考えてみます。
経営では「三方良し」という考え方があります。
売り手良し
買い手良し
世間良し
売る人も買う人も満足を得られるようなビジネス、かつ社会にも良い影響を与えるようなビジネスをやりましょう、という考えです。
それでは「売り手良し」とは何か。
売り手が1番喜ぶのは”資金面の利益”だと思います。
先日、某大手通信会社を辞めて独立して会社を立ち上げた友人と会いました。
彼の会社は従業員数十名の会社なのですが、
「従業員の人生背負っているから大変だ」と言ってました。
企業経営が上手くいかなければ、彼と彼の会社の従業員は路頭に迷うわけなのでプレッシャーが凄そうでした。
つまり、企業経営をやるうえで絶対に必要なものは”資金面の利益”、お金を儲けることなんです。
SAPを導入する必要はあるのか?結論
さて、「SAPを導入する必要はあるのか?」という話に戻ります。
企業経営で最重要なのはお金を儲けることという話を前の章で書きました。
お金を儲けるということは、
支出(費用)が少ないほうが利益が出るわけですが、
SAPは導入費用、ライセンス費用(利用料)は、
ERPソフトの中では、かなり高価です。
経営者に「SAPを導入する必要はあるのか?」と質問したら、
「その分、利益が出るなら導入する」と、答えると思います。
いくら高くても利益が出るなら導入しますし、
利益が出ないなら導入しない。
それが企業経営というものなのでしょう。
私も良く、「費用対効果をだせ」と言われます。。
最初の章で、ERPは業務を効率化するものと書きましたが、
私の友人の会社、従業員が数十人の規模の中小企業にSAPを入れても、
費用に比べて、得られる利益が少ないので、SAPは導入する旨味はないでしょう。
一方で、中小企業向けの日本製ERP「奉行ERP」や、
Microsoftの「Dynamics AX」など、様々なERPが世の中には出回っているので、もっとも適したERPソフトが導入の選択肢に挙がってくるのでしょうね。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回は本業が多忙の中、書いたのであまり時間がとれず、
自身の無い内容になってしまいましたが、これだけは伝えたいです。
このnoteを読んでくれている”あなた”は、
何かしらの仕事に携わっている方だと思います。
そんな”あなた”に向けて伝えたいことは、仕事もSAPの本質と同じで「費用対効果」を意識することが大事だと思ってます。
”あなた”が仕事をすることで、誰が利益を得るのか、
その人に利益を最も大きく得てもらうために、
”あなた”はどのような仕事をすればよいのか、
このあたりを考えると、つらい仕事も、少しは楽しくなったりします。
共に頑張っていきましょう。