SAP MMのカスタマイズ”伝票レベルの画面レイアウト”について解説
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今回のnoteはSAPのMMのカスタマイズ”伝票レベルの画面レイアウト”について書いていきます。
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私は10年ほどSAP関連のエンジニアをしてます。
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1.SAP MMのカスタマイズ”伝票レベルの画面レイアウト”とは
”伝票レベルの画面レイアウト”とは、購買依頼伝票、購買発注伝票の登録、変更、照会画面の各項目を”登録必須”、”登録任意”、”登録不可”、”非表示”のいづれかに設定するカスタマイズです。
例えば、購買依頼伝票の購買グループを設定しないと業務上、困ってしまうといった要件がある場合、購買グループを必須項目に設定することができます。一方で、SAP標準の初期設定だと表示されている項目が多いが業務上設定しない項目が多い場合、画面が見づらいため、非表示に設定するようなケースもあります。
SAPを導入する際に”業務で絶対に利用する項目か?”、”ユーザが見づらくないか?”といった観点でユーザと一緒に決めていくカスタマイズになります。
2.”伝票レベルの画面レイアウト”のカスタマイズ方法
それでは”伝票レベルの画面レイアウト”のカスタマイズ方法について解説していきます。
(1)カスタマイズのルート
トランザクション”SPRO”から下記のルートをたどって”伝票レベルの画面レイアウト”というのがありますので、そこからカスタマイズしていきます。
■カスタマイズのルート
在庫/購買管理
→購買管理
→購買依頼 (発注伝票の場合、購買発注)
→定義:伝票レベルでの画面レイアウト
(2)カスタマイズの設定内容
"定義:伝票レベルでの画面レイアウト"を開くと、”項目選択キー”の一覧が表示されます。項目選択キーとは画面レイアウトのキー項目で伝票タイプ毎に項目選択キーを設定することが可能です。つまり伝票タイプ毎に画面レイアウトを変更することが可能です。
画面レイアウトを変更したい”項目選択キー”を選ぶと、”項目選択グループ”が表示されます。”項目選択グループ”とは、各画面の項目をひとまとめにしたグループです。例えば、”基本データ、明細”の”項目選択グループ”には”プラント”や”明細カテゴリ”が存在します。
次に”項目選択グループ”を選ぶと、項目の一覧があり以下の3つの属性が選べますので用途に合わせて設定すればカスタマイズの完了です。
必須入力:必須で入力
任意入力:任意で入力可能
表示:変更不可
※上記全てのチェックボックスを選択しない場合、非表示になります。
3.まとめ
今回は、SAPのMMのカスタマイズ”伝票レベルの画面レイアウト”について解説してみましたが、どうだったでしょうか?
私もまだまだ勉強不足ではありますが、少しづつアウトプットしていって上達していきたいと考えております。
SAPを学ぼうとする”あなた”に何かの役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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