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腎生検体験記

8月31日
夏の終わりに腎生検(IgA腎症疑い)で
入院しました。

9時入院の10時半からの検査。

入院してすぐオペ着に着替え
点滴、尿道カテーテルと
処置が次々進みます。

尿バルーン留置が一番嫌ですよね。
あの不快感とやら....
でも病棟看護師時代
毎日何人も尿道カテーテル挿入をしていたこと
入れられる方も
出産時に2回経験していたことで
そんなに怖くなかったです。
(何回しても嫌じゃー!!!)
もう患者は
看護師さんを信じるしかないです。
痛みに耐えました。ふぅ😵‍💫

準備出来次第
車椅子で検査室まで移動です。

私この腎生検の入院が一番
怖くて緊張していました。

入院前の説明で
腎臓に針を刺すことでの
出血のリスクについて聞かされ
(ここ最近で亡くなられた方もいるとの説明も受けた)
腎臓の血流量がどれだけ多いことか
わかってるからこそ
怖くて怖くて。。
なにより、出産時に大量出血で
体から血がなくなっていく感覚
死にかけたことがあるので
そのトラウマもありほんっとーに怖かった!!

ですが、検査前に打ってもらった
緊張緩和の筋肉注射が効いて
わりとふわふわした気持ちで
検査に挑むことができました。

ふわふわながらも
残っている私の記憶をふりしぼり
記したいと思います!

いよいよ検査スタート▶️
検査室に入ると
ドクターが4人くらい
看護師さん3人くらいで

え....人多っ😀

となりましたが
すごく丁寧に声かけてくださり
安心しました。

うつぶせになり
エコーをしながら
慎重に慎重にそれはまた慎重に
先生たちが針を刺す場所を決めていきます。

位置が決まれば
針を刺して腎組織の採取が
始まります。
トータル5回ほど刺されました。
数ミリでも位置が違うと
大変なことになりかねないこの検査は
刺す瞬間の緊張感がとても伝わります。

また穿刺時は
腎臓が動かないように呼吸を止めます。
(呼吸で多少腎臓は上下に動くそうです)

ゆっくり息をして〜
大きく吸って〜
少しはいて〜
はい!止めて!!
の先生の言葉に合わせて呼吸をします。

針を刺した時は
ガチャン!!!
と立派な音がなり
少し体に響く感覚がありました。
痛みはほぼありませんが
内臓に入っていく違和感は
軽くあります。
ただ何より恐怖心は大きいです。
4回目の穿刺時に
少し痺れた重だるい不思議な感覚に
なりました。
先生たちも大丈夫だった?と
一回終わるたびに
何度も確認して下さりました。
穿刺が終われば腎臓からの
出血を防ぐため圧迫止血です。

大人の男性のありったけの力で←笑
15分ほど圧迫止血する...はずなのです。

体験記を読み漁っていたので
ここの圧迫止血で
すごい圧で苦しくなり
しんどくなる方がおられることを
知っていました。

現に看護師側であった時
先生のありったけの力←の
圧迫止血時に
気分不良になられて
プリンペラン(吐き気止め)を猛ダッシュで
うつ💉ことを何度もしていたので
私もそうなることを想像💭しておりました。

さあこい!
ありったけの力!
VS圧迫止血!!!

と戦闘モードに入っていたのですが
あれ、、、あれぇ。

若い先生で
腎生検あまり経験して
なさそうだったからかな?
いや、それにしても
圧が弱すぎる(´⊙ω⊙`)

もっと強く押してくれ!!
私は覚悟できてるから!! 
こんなんでは出血するでぇぇ。
と心の中であせあせ。

ほんと拍子抜けです。

その後のエコーで
結構、腎臓の周りに血腫ができてるなぁ〜
と言われていた言葉が
この圧迫止血の問題ではなかろうか..
と思わざるを得ません。笑

私は痩せ型であり
脂肪が少ないため腎臓がクリアに見えて
とてもやりやすかったと言われ
1〜2時間かかる検査ですが
30分もかかることなく終了しました。

終わった後は緊張解放からと
筋肉注射の効果でなのか
眠気が強かったです。

ここから絶対安静が始まります。
動いたら大量出血..と思うと
怖すぎるけど
腕は曲げていいので
携帯を触っていたら
私の場合案外時間が持ちました。
家族と普通にラインができていました。

この絶対安静は
腰痛など痛みとの戦いで
一番しんどいと思います。

尿バルーンの不快感や
いろんなところが痛い、、
でも私は検査が終わった安堵感の方が強く
わりと我慢できました。

そういえばこの日は朝から
絶食でしたので
お腹が空いていました。

お食事が運ばれきた時は
大歓喜です。

ギャッチアップ45度なら可能とのこと。

45度の世界をどうぞお試しあれ↓

食事見えません。
ちなみにこんなお食事。
手を伸ばしてスマホで写真を撮って
画面越しで見れました。笑


こんな体制で食べれるわけない
と思っていましたが
無我夢中に食べちゃいました。
まぁまぁこぼれました。笑

おいしかったです。

その日の夜からは
穿刺した反対側の足は曲げることが
できました。
尿バルンの不快感はありましたが
そこまで安静のしんどさは
感じなかったです。(人による)
しかしー!やっぱり一睡もできませんでした。

翌日看護師さんに
尿バルンと点滴をとってもらいスッキリです。
傷口を先生に診てもらい
オッケーが出たら歩いていいのですが
思った以上に痛い。。
安静にしていて体が固まってしまっていた
こともありますが
それだけではない。。

『腎臓が痛い...腎臓が重たい..』
誰に言っても分かってもらえない
訴えですよね..
なんかそんな感じで
生検翌日は
ゆっくりしか起き上がれず
そろりそろりと腰をかがめて
歩くレベルでした

3日目に退院しましたが
痛みや重たさは変わらず。
帰りの車の中でも
振動だけでズドーンと腎臓が痛みました。

先生から2週間は
体を捻ったりせず
できたら安静にゆっくり過ごして、
と説明を受けました。
仕事も2週間休みをもらいました。

毎日ストレッチしてたので
それができないストレスは
ありました。

あと退院後から謎に微熱が続いており
腎臓の周りの血腫が吸収する時の
吸収熱かなぁ?
感染してたら嫌やなぁ?
と家に帰ってからも心配の日々。。

そしてぇ、、
退院して一週間後?くらいに
子どもと遊んでたら
急に喉が痛くなり38℃越えの熱。
またまたまた扁桃腺炎になっちゃいました。

土曜日だったので救急で
病院へ行き抗生剤をもらいに。

月曜日に再度診察へ行きましたが
血尿3+になっていました。

喉が腫れるとタンパク尿、血尿が
出る病気です。

今回の扁桃腺炎は
おそらく腎生検後で
免疫力が低下していたためだと思われますが
落ち込みましたね。
なぜいまーーーーと。。

私的に
腎生検は退院後の方が
不安でしんどかったです。

安静にしないと再出血する怖さと
安静にすることで体力が落ちることと
腎臓周囲の血腫が重だるい?
なんとも言えない痛みが
3週間ほど続いたことで、
このままこの不快感が戻らなかったら
どうしよう...と。

大丈夫です。
1ヶ月もあれば元通り!
いつのまにか
体を捻っても怖くない!
走っても痛くない!
通常の生活が送れます。

私の場合血腫が大きかったこともあり
(圧迫止血問題は...笑)
痛みが長引いてしまっていたのだと
思います。
個人差がとてもあり
私が体験記を読んでいる中では
こんなに痛みが長引いてた方は
少なかったように思います。
生検後の安静の方が
しんどかったと書かれている方が
多かったです。

そんなに多くはない検査なので
貴重な体験でした...が、
当たり前ですがもうしたくないです!

この検査で
IgA腎症の確定診断がつきました。
腎臓の糸球体に
IgAがたくさんついている画像を
見せてもらいましたが
やっぱりショックでした。


次回は
扁桃腺摘出ーー!!!

※現在退院してステロイド服用しながら
仕事をして通常の生活を送っているため
なかなか時間が取れず
更新スピードゆっくりめです、、
記したいことがたまってます!!!



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