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新刊本 「ストリップ劇場のある街、あった街」(寿郎社) 発売!!
僭越ながら拙著の報告です。
この度札幌の出版社「寿郎社」より、「ストリップ劇場のある街、あった街」を出版いたしました。
私の5冊目の著書となり、これで本を書くこと(出版)は打ち止めとなる事でしょう。
この企画内容は、ストリップ劇場がどうしてその街にできたのか、という点を探り、私自身の体験と重ね合わせた内容となっていて、
「新宿」「浅草」「千葉県船橋市」「札幌」と街をピックアップいたしました。
元ネタは、今は廃刊となった雑誌「S&Mスナイパー」(ワイレア出版)に2000年から連載した企画であった。
その頃から劇場の存在が危ぶまれていたし、なんとなく雰囲気が変わってきた。「芸」というよりも「ホステスさん」寄りになってきた踊り子たち。私は「ストリップ劇場」というものの存在意味を考えだした。
「なぜこの街にストリップ劇場ができ、今まで残っているのだろう」
私は劇場の成り立ちを調べ、さかのぼり、その街の文化的背景を探ってみた。
関係人物にインタビューをし、いろんな側面から「ストリップ劇場」というものを見ようと思った。なので正直、現在とは状況が違う。「船橋」にも「札幌」にもすでに「ストリップ劇場」は無い。何せ調べ始め、書き溜めて20数年が経過している。
だけども「ストリップ劇場」の「夢」が詰まった頃の話。街自体も劇場を容認していた。それは「夢」を知っているから。
本に関してはこれだけだ。言いたいことは本文に書いてある。
現在と状況は少し違うが、劇場がたどってきた足跡として、ぜひ読んでもらいたい。
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今週中には書店に入るだろうが注文書にあるように、「地方小扱い」なので、くまなく書店に並ぶ訳ではない。気になった方がいらしたら、「寿郎社」あるいは、お近くの書店で注文くださいますようお願い致します。
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なお今後、出版記念イベントを札幌、東京で展開していくつもりです。決まり次第「イベント情報」にあげますので、お時間が合いましたらいらして下さい。よろしくお願い致します。