【無料記事】「禁酒」「断酒」が怖いあなたへ。断酒10か月たった私の経験談。
みなさんこんにちは。
さおりと申します。
中高生のころから理由がはっきりしない生きづらさを抱えて生きてきて、30代の今まで自分のこころとからだの健康のためにたくさんのことを学んだり経験したりして、だんだん色々な事が変わってきました。
自分の経験が、同じように悩みを抱えるあなたの役に少しでも立てればいいなと思って発信をしています。
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この記事は、こんなあなたに向けて書いています。
・お酒を辞めたい、辞めた方がいいのか考えている。
・飲み始めると次の日に後悔することが多い。
・なんとなく家で一人でもお酒を飲んでいるけど、時間とお金を無駄にしているようでなんか罪悪感。
・いやなことがあった時、お酒を飲まないとやってられない!
・初対面の人と会う時とか、お酒があった方が話しやすい。
・「お酒と食事のペアリングが好きだから飲んでる!」って言ってるけど、本当は半分は酔っぱらうために飲んでるかも。
この記事がそんなあなたのお酒との距離感を見つめなおすきっかけになれたらうれしいです!
10か月前までの私の飲酒量と頻度
まず初めにお伝えしたいのは、私はお酒を飲むのがだ~いすきでした。お酒を飲まない友達と食事に行っても一人で飲むし、家でも毎日ほぼ欠かさず晩酌。気づいたら一人でワイン一本開けてしまったなんてこともあるあるで、ウィスキーの大きいボトルを家に常備していた時期もあります。
飲みすぎた次の日の二日酔いも、「あれ?あのあと3軒目どこにいったっけ?」も、「あれ?アイスの容器が転がってるけど食べたっけ?」も、とても慣れ親しんだ光景でした。
そんな私が、なぜお酒を辞めようと思ったのか?
1.自分に対する罪悪感
そんなお酒の大好きだった私ですが、お酒が大好きなのとは裏腹に、お酒を飲んでいる自分は好きじゃないなって思う瞬間が結構あって。
例えば、大好きな友達と飲みに行って、ものすごく熱く語り合っても、酔っぱらってたせいで次の日になったらどんな話をしてたのか具体的に思い出せないとか。
今日は終電で帰るぞ!と思っても楽しくなりすぎちゃってお酒で判断力が麻痺しているので結局終電を逃してしまったり。
せっかくの週末なのに飲みに行った次の日に二日酔いでほぼ1日なにもできなかったり。
楽しいのはもちろん楽しいんだけど、飲んだ後に自分に対して罪悪感を感じることが多かったのがまず一つ目の理由です。
2.「お酒がなかったらつまらない人生なのか?」
2つ目の理由は、「私のソーシャルライフは、常にお酒を飲んでハイにならなきゃいけないほど、つまらないものなのか?」という疑問が生まれたこと。
20歳で成人してから、友達と集まる時でも、職場の食事会でも、親戚の集まりでも、社交の場には常にお酒があって。
「じゃぁ、お酒がなかったらどう感じるんだろう?酔っぱらってないとつまらないのかな?だとしたら、私これから死ぬまで人と集まる場所ではお酒をのみつづけていくのかな?」と考えた時に何か違和感があって。
大人になってからの自分の人生にお酒がなくなったらどんな感じなんだろうか?それを知ってみたくなったのが2つ目の理由です。
3.「嫌なことがあったから、酒飲んで忘れよ。」本当にずっとそれでいいの?
3つ目は、ネガティブな感情の処理をお酒に任せるのが良くないということに気づいたからです。
日本では特に、「え?!そんなに嫌な事あったの?じゃぁ、飲んで忘れよ!」というフレーズやこの考え方って、ドラマや日常でもよく聞くありふれたものだと思います。
私自身も何度もこんなようなセリフを口にしたことがあるし、自分に言い聞かせてお酒を飲む口実にしたりしてました。
しかも、これって、実際に効果があるように感じてしまうんですよね。
嫌な事があったら、友達と飲みに行って、愚痴言い合って、その後カラオケ行ったりしたら、あれ、なんかふさいでた気持ちがどっかにいって、やっぱ楽しいかも~!って。
だから、嫌なことがあるたびに誰かに連絡して飲みにいてお酒飲んで"忘れる"。
だけど、この方法の怖いところって、お酒によってハイになってネガティブな感情が麻痺しているだけで、実は何も解決になっていないんだよね。
なので、また同じようなことがあるたびにお酒を飲んで麻痺させて、ネガティブな感情や出来事に対する対処方法は学べないまま、お酒への依存度だけ高くなっていく。
ほんとうにするべきことは、その出来事や自分の感情と向き合って、どのように処理や対処をするか学ぶべきなのに、だけどネガティブな事に向き合うのってしんどいし、お酒飲んだら楽しいし、また同じような嫌な出来事が起こっても、結局根本の解決をしないままお酒に逃げてしまっていました。
そうしてそれが習慣化していくうちに、私の脳の中で「嫌な事があった時はお酒を飲む」ということが紐づけられてしまって、でも、自分でもそれではなんの解決にもならないことも分かっていて続けていたので、そろそろ本当に変わらなきゃいけないなぁと思ったのがきっかけの一つでもあります。
4.認めたくなかったけど、やっぱりお酒は健康によくない。
「お酒は少量なら健康にいい」って、みなさん聞いたことがあると思うんですが、2018年8月23日も世界的権威のある医学雑誌「ランセット」誌に掲載された論文では、これまでは少量であれば健康にいいが、飲みすぎると体に悪いと考えられていたアルコールが、少量であっても健康に悪影響を与えると報告されたそうです。
そもそも、少量なら体に良かったとしても、ここまでこの記事を読み進めてくれたあなたは、きっと過去の私のように、飲み始めると少量で済ませられないからお酒を辞めた方がいいのかなって考えてるんじゃないでしょうか?
イギリスの研究では、アルコールの使用者自身や他人に与える「有害さ」が、ヘロインやたばこを抑えて1位だとランク付けされたそうです。
たしかに、冷静に考えてみたら、「摂取しすぎると吐いたり気分が悪くなったり意識がもうろうとします。そして判断力や認知能力が低下し、記憶をなくすこともあります。次の日には体のむくみやだるさ、頭痛が起こる事もあります。だけど、摂取すると楽くなってハイになりますよ!どうですか?やりませんか?」って言われて、アルコールだって知らなかったら、こわ!ってなりますよね。
あなたはどうですか?
私が10か月前に感じていたようなこと、考えていたようなこと、心に浮かぶことがありますか?
もし心あたりのあるあなたは、私のように自分とお酒との距離を見直すいい機会なのかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事では、お酒が大好きだった私がお酒を辞めようとおもった理由ときっかけについてシェアさせていただきました。
次の記事では、お酒をやめてどんな変化があったのか、意外だった効果をご紹介したいと思いますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。
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