アラサー女子、カナダ・モントリオールで生きる日記 「キャンプデートで、いい男を見極める」
ーアラサー女子、カナダ・モントリオールで生きる日記ー
30歳ギリギリで会社を辞め、ワーホリでカナダ・モントリオールへ。フランス語はもちろん、英語もろくに喋れなかった私が、今では一人暮らしをし、友達たちと英語で楽しく話せるまでに成長(フランス語は勉強中です)。ここではモントリオールでの生活風景と、文化の違い(イケメン外国人のディテール?)など、独身アラサー女子ならではの目線で気ままに書いていこうと思います。とても個人的な日記のような感じなので、お見苦しい場合もあるかと思いますが、どうぞ優しい眼差しで見守っていただけると幸いです・・・:)
焦りたくないけど、時間は無駄にしたくない!
アラサーにもなると、楽しかった思い出からできれば思い出したくない(笑)デートまで、経験も積み重なってくる。仕事もプライベートも充実している、別に彼氏がいなくても楽しい。でも、やっぱりデートはしたいし、将来に素敵なパートナーがいたらいいと思う。デートが楽しいのは20代後半まで、30代だからといって焦ってはいないが、できれば今までの経験を活かして時間を無駄にしたくないって思う(1年や2年経ってやっぱ違う…なんていうのは是が非でも避けたい)。「いつか運命の人が…」なんていうよりも、なんなら選ばれるより、ガツッといい男を自分の手で釣り上げる(ビシッと選ぶ)くらいの肉食系でいたい。つまりそのためには、いい男の「見極め」が必要だと思う。
そこで見つけた、いい方法。
私がここカナダ・モントリオールに移住してから、ありがたいことにデートをさせていただく機会もチラホラ。日本にいた頃(東京)はおしゃれなBARや居酒屋、映画館などが主流だったけど、モントリオールはちょっと違う。自然がたくさんあるからか、公園でコーヒー飲んだり、自転車で遠出したり、一緒にアウトドアアクティビティを楽しむのが主流みたい(今のところ)。
で、見つけちゃったんです、いい男の見分け方。それはキャンプデート! もちろん最初のデートでさすがに泊まりのキャンプはないが(笑)、ある程度仲が深まってきたな…というときに絶対おすすめしたい。いいホテルに泊まって素敵な時間を過ごすのもいいけど、2人でキャンプすれば、大体わかる。これ本当。
「キャンプデート」がおすすめな理由
私が自然andキャンプ好きっていう、かなり個人的見解はあるけど、ぜひ伝えたいキャンプデートのメリットを紹介。
1、清潔感(汚い)のレベルがわかる
キャンプはシャワー付きのちょっとリッチな施設から、トイレもないキャンプサイトまで様々。特にカナダではシャワーがついているのは稀で、1泊2日ならまずシャワーなし(笑)。自然の中なので、土で汚れたりするのは当たり前。
気づいたのは、「アウトドアが好きだからもちろん汚いのも平気」という固定概念は忘れた方がいいということ。汚れが少しでもついてるのが無理とか、虫が苦手とか、人それぞれ「許せないポイント」と「ここまで汚いのOK」レベルがある。そのレベルがキャンプではわかりやすい形で浮き彫りになる。例えばテントをしまうとき、めちゃくちゃ丁寧にゴミをとる&時間をかけて畳むデート相手くんがいた。心の中で「日が暮れてしまうやろ…(汗)」とつぶやく。結局その後サヨナラしたけど(色々な理由で)、早い段階で気づいてよかったと思う。
2、「余裕」がないときに、本当の人間性が出る
キャンプは、結構体力がいるアクティビティ。運転して、テントを立てて、料理を作ったり火を起こしたり。ハイキングも行くとなると歩き疲れてから色々用意しなければいけない。10年付き合っているわけではないので、もちろん相手にも気を使う。そうすると、だんだん疲れてきて「本性」が出てくる(笑)。
普通のデートでは気づかなかったけど、「疲れてるときに、こんなに優しいんだ…」とか「急いで行かなきゃなのに、全然気にせず動かないなこの人…」とか。キャンプデートでお互い疲れているのに、サッと火を起こしてテント→ご飯の段取りをスマートにこなされると、一生ついていきますって思う(笑)。もちろん自分も同じで、素の自分を出したときに相手がどんな反応をするのかも見る事ができる。「余裕がない」って、仕事以外の日常ではなかなか出会わないシチュエーションなので、早い段階でこのポイントを知れるのは、とてもいい機会。
3、何もすることがない(自然だけ)とき、本当に一緒にいたい?
自然の中はwi-ifも携帯も繋がらない。ネットフリックスもおしゃれなBARもない。大自然、私たち、それだけ。あえて言うなら、ごまかしが効かない世界(笑)。人生を長く一緒に過ごすパートナーとは、何もなくても居心地が良い空間を過ごしたい。そんなシンプルなことだけど、意外と都会や街の中でのデートだと楽しいアクティビティやネットの誘惑から、なかなか気づきにくい。
気を使わずに、キャンプのときに火を一緒にながめているだけで「幸せ…」と感じだのであれば、私の中ではかなり合格ライン(笑)。結構1人の時間も好きなタイプ(24時間365日人と一緒にいられない)なので、お互いのスペースを尊重できるかは、重要なポイント。他にすることがあまりないので、結構真剣な話がキャンプではできたりもする。家族とか将来の話とか、どれだけ真剣に考えているのかとか。自然の中で逃げ場がないから、私は真剣な質問はいつも森の中でするようにしている(怖い?w)。本当に何もないときに一緒にいて楽かどうか、自分が自然体なのか、ぜひチェックしてみて欲しい。
4、環境に優しい人に、悪い人はいない(はず)!
最後に、完全に私の持論だけど、自然を大切にする人にまず悪い男はいない。木を大切にしたり、可愛い花を見つけてゆっくり眺めることができる人は、大抵良い人(て言うか私のタイプなんだけども)。特にキャンプ中は決して便利な環境ではなく、ゴミも出るし、自然を汚さないように掃除もしなければいけない。
些細なことだけど、ゴミを分別したり、「自然にお邪魔させていただいている」という配慮がある人は、とても暖かい人だと思う。いつもの生活スタイルではないところで、本当に「大切にしているもの」がチラッと見える。このチラ見がしやすいのが、開放感のある大自然の中、キャンプデートというわけである!
皆さんもぜひ、キャンプデートを楽しんで、良い男を見極めてみてほしい(私自身も見極められているということも忘れずに…)。
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