温かな言葉に守られながら
温度を感じられる文章が、言葉が、好きだ。
目の前にある言葉が温かみを持ってじんわりと心に入ってきたとき、とても心地よい気持ちになる。その瞬間がとてつもなく大好きだ。
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昨日久しぶりに時間をかけて、一冊の本を読み終えた。
読んだのは、松浦弥太郎さんのエッセイ集。
松浦さんが書く文章はとても温かい。
どのページをめくっても、“大丈夫だよ” “安心してもいいんだよ”、と語りかけてくださっているようで、何度もその安心感に救われた。だからつらくなったときは特に、松浦さんの本に手をのばしたくなる。お守りのようになっている本もあって、これからも繰り返し読むだろう。そんな本がそばにいてくれることは、わたしにとってとても力強い味方だ。
そして最近色んな文章や言葉に触れるなかで思ったことは、言葉はやっぱりすごいということ。
視覚としての文字だけじゃなく、そのひとが込めた温かさや想いをちゃんと守りながら飛んでいってくれる。届くべきひとにきちんと届いていくその力はかっこいいなと純粋に思う。
わたしも、読んでくださる方が安心できるようなそんな文章を書けるようになりたい。改めてそう思った。
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話は少し変わって。
今週末、わたしの県でも東京への自粛要請が出た。日曜日はバイトに行く予定だったけれど、それもなくなった。悲しいけれど、いまわたしができることといえばもう引きこもるくらいしかできない。
だからこんなときだからこそ、自分の好きな本を片手に、またゆっくり時間をかけながら読書をしようと思う。幸いにも、どこかでこんなことになるかもと思って本を何冊か買った。今週末は家に引きこもってそれらを読み込んで、あとは次に応募する小説を書きながら過ごす予定です。noteもまたがんばって書いていこうかな。
早く世界が落ち着いて、大切なひとと安心してお話できる日がきますように。
最後までお読みいただきありがとうございます✽ふと思い出したときにまた立ち寄っていただけるとうれしいです。