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命が叫んでる。
お空の上は、
どんな世界が広がっているのだろうか。
人は、死んだらどこにいくのかな。
命がなくなってしまったら、どうなるのかな。
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考えても仕方がないことを、考え始めてしまった。
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もし今も生きれていたとしたら、
どこで、だれと、なにをしていたかなあ。
大好きな音楽の学校に通ってただろうし、
可愛い兄妹たちとたくさん遊んだり、
いろんなことをしていただろうなぁ。
お空でもやってるのかな。
お空はもう苦しくないんだよね。
楽になれるんだよね。
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今もこの世にいたら、何がちがったのかな。
そんなこと、誰もわからない。
わからないことなんか、わかってる。
わかってるけど、想像はできちゃうから。
想像しちゃったら、止まらなくなった。
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家族でも、パートナーでも、ない、
ただのクラスメイトだったけど、
大切な友だちなのはまちがいない。
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わたしの10年は、わたしの10年。
この10年、本当にいろんなことがあった。
最高に楽しかったことも、
ものすごく苦しかったことも。
夢を叶えられたことも、たくさんあるし、
大切な人たちがお空にいってしまったことも。
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あゝ、命が叫んでる。
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生きるとは、なんなのか。
わたしは、なにものなのか。
地球とは、どんな世界なのか。
人間は、どんな役目があるのか。
命って、なんなのだろうか。
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わからない。
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お空にいる友人や恩師、
おじいちゃんおばあちゃん、
そのまたおじいちゃんおばあちゃん、
たちのことを考えたら、
胸がキューっと痛くなる。
目から暖かい水が流れてくる。
息が苦しくなる。
いくら想っても、届かない。
会いたいと願っても、会えない。
それでも、
私は生きなければいけない。
逆に、
これがあるから生きれるのかもしれない。
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生きてるうちは、
お空のことはわからない。
わからないからこそ、
今を生きれるのかもしれない。
今生きてるこの世界には、
わかることと同じくらい
わからないこともたくさんある。
わからないから楽しめたり、
わかるから苦しんだりする。
だからきっと人生は面白いんだ。
わからないけど。
せっかく生きるのならば、
つまらないのはもったいない。
おもしろく生きていたい。
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いつ誰に何があるかわからない。
あたりまえは、ないってこと。
ふう。
自分自身ももちろんそうだけど、
まわりのひと、環境もそう。
もっと、大事にしよう。
もう、後悔したくないから。
もう、同じ苦しみは味わいたくない。
命ある限り、
失うことからは、避けられない。
でも、
失った時の悲しみを、
小さくする努力はできるはず。
生きてるうちにすることの一つは、
これかもしれない。
できることは、やりたい。
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決めた。
ひとりで生きない。
人と、
自然と、
地球と共に、
生きていく。