価値観のデコンストラクション
おはようございます!
月よみ師、倭央さおりでございます。
WAO!WAO!
我が家の長男は
アパレルビジネスをしていますが
服が好き過ぎて
「服はインテリアだ!」
と、長男の家には
服がインテリアとして飾られています。
身に付けている服も
ウエストがゴムだったら
何でも良いやーん!という母と違い(笑)
こだわりのブランドばかり。
長男曰く、ブランド物が高いのは
ファッションの歴史と
デザイナー独自の哲学が
詰まっているからなのだそう。
そして、
ルイ・ヴィトン
エルメス
グッチ
プラダ
イブサンローラン
ラフ シモンズ
等々、ブランドがありますが
この中でも、エルメスは断トツだそうです。
デザイナーの中でも
エルメスを経験した方は
レベルが違うのだとか。
じゃあ、そのデザインは
どんなデザインなのか?
ファッションバイヤーのMBさん曰く
1990年代に活躍したマルジェラは
ひとことで言うと
『デコンストラクション』
デコンストラクションとは
『脱構築』の意味で
元々あった型を破壊して新しいものを創ること。
デザインでは、
基本形のライダースジャケットに
用のないところにボタンを付けたり
ジップを反対に付けたりする。
ファッション界で言う
いわゆる「崩し」というものです。
では、買う側の私達は
その「崩し」というものに
何を魅力として感じているのでしょうか?
さて、月は12日に
風の時代の皮切りとなった
水瓶座で新月を迎えます。
水瓶座の支配星は天王星。
この天王星が発見された時、
人類の歴史ではフランス革命がありました。
それまでの価値観を壊して
新しいシステム、価値観が出てきた時代です。
ですから、水瓶座は
とても革新的で進歩的なサインでもあります。
人類の歴史もファッションも
常に、デコンストラクション
古い構造を破壊し、新たな構造を生成している。
冒頭の、マルジェラの師匠
ジャンポールゴルチエも、また
異端児と言われた有名デザイナーで
裏地を表に出す
インサイドアウトという手法を構築した1人です。
マルジェラは、その師匠の
インサイドアウトに
更に脱構築を加えたジャケットを完成させたわけです。
古い型を崩す
デコンストラクションの魅力。
グッチのデザイナーをしていた
テーラードスーツを得意とする
トムフォードも
「不完全性の中に完璧は存在する」と
言っています。
どうゆうことかと言うと
ばっちりきめたスーツスタイルの
ネクタイを「キュッ」と外そうとした瞬間…
「そこに色氣が出る。
それこそが、デザインの完成形である」と。
「着て終わり」ではなく、
完璧なスタイルから
わずかに、氣の抜けた瞬間
「崩された瞬間にこそ完成がある」ということです。
私達が「崩し」に魅力を感じるのは
完璧と思っていたものが崩された瞬間に
新たな完成形を見出し
そこに、センスやオリジナリティ
美しさを感じ取っているのかもしれません。
観念で言うと、
男とは?女とは?大人とは?子供とは?
母とは?妻とは?夫とは?仕事とは?
そして、自分とは?
今までの「こうあるべき」
「そうに違いない」と思っていた価値観を
崩す瞬間とも言えるでしょう。
そんな観念を崩すには、
我が家の長男の名言?(笑)
「服はインテリアだ!」
視点を変えることが、ヒントとなりそうです。
もし、行く手を阻む観念があるのなら
この水瓶座新月は
『価値観のデコンストラクション』
「こうあるべき」を崩す!
それが、あなたの個性やセンスとなり
これからの人生を彩る
新しい種となるでしょう!
Let’s Joy!
今日も、あなたにとって
最幸の1日でありますように!
では、またお会い致しましょう。
倭央さおりでしたー!
倭央さおりサロン
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