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「博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ」ひきたよしあき


ひきたよしあきさんの「博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ」読了。本を読んだ感想を記事にまとめました。

1.本を読んだきっかけ


文章術の本を読みたくて探していました。はあちゅうさんのYoutubeでひきたさんの本を紹介していました。

この動画の中ではひきたさんの「20代だから許されることしておきたいこと」を主に紹介されていますが、ひきたさんの他の本も紹介されていました。
今回、読んだ本はタイトルのみの紹介でしたが、文章術の本を探していた私はタイトルを聞いて惹かれて読みました。
ひきたさんの他の本も読んでみたいなぁ。

2.本を読んでみて


文章の書き方を学びたい人はもちろん、新社会人や就活生にもお勧め!相手に分かりやすいメール、感謝が伝わるお礼状などの書き方も説明されています。
社会人になって何年も経つけど、分かりやすいメール、お礼状の書き方を学び直したい人にもお勧めです。
本書にはコラムもあり、ひきたさんの書く上でのこだわりも読めて面白いです。コラム「万年筆で、生き方が変わる」は味わい深いです。ひきたさんが高校生でモンブランの万年筆を使っていたとは驚き。
文章術の本ですがこのような作者のことをより知ることができるコラムを途中で読むことができます。

3.本を読んで実践したいこと

私がこの本を読んで、意識したいことを3つ簡単にまとめました。

⑴本や資料を読むときは「1ページ・1ライン」


資格の勉強をしていたとき、テキストに多くのアンダーラインを引いていました。しかし、アンダーラインを引きすぎてしまってはどこが重要か分からなくなってしまいます。
ひきたさんは本書の第1章のはじめに文章力は「要約力」で決まる!と書かれていました。1ページにいくつもある場合は比較して重要だと思うほうにアンダーラインをする。わたしはこれを意識して読書します。

⑵要約文は40字以内にまとめる


40字ですごく少ない。それで要約するって難しいのでは?と私は思いました。そのように思った私ですがひきたさんは

じつはこの分量が、人間が一目で理解できる、読んでも「分かりやすい」と感じる限界なのです。

博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツより

確かに、長い文章を読むと途中で挫折してしまいます。40字に要約するのは難しいです。そこでひきたさんは「コピーノート」を作ってありとあらゆることを40字にまとめています。これで要約力がつくそうです。わたしもまねして試してみようと思います。

⑶遠回しな文章を書かない

文章を長くしようと遠回しな文章を書いてしまいます。例えば、「~したいと思います」などぼかしたような言い回しを使う癖があります。
遠回しな表現を多用すると文章が長くなってしまい、要点から遠のいてしまいます。
「~したいと思います」ではなく、「~したいです」
言い切る形で文章を書く。これを意識します。

4.終わりに

文章力を鍛えるためのいい本に出会うことができました。具体的にどうしたら身につくかも具体的に書かれていて実践しやすいです。また、文章を書くことで悩んだらこの本を開きます。どのように書いたらいいかヒントをくれて文章の教科書になる本です。


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